内容説明
四つ葉のクローバーが見つかりやすい場所があるって知っていますか? テントウムシの派手な模様は何のため? 散歩の途中で見かける身近な生き物たちの、知られざる日常や自然界を生き抜く知恵が楽しくわかる。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
36
元本は2008年刊。植物や虫、鳥などの小動物のヘェ〜なエピソードを見開き2ページで紹介。軽くてイラストも分かりやすい。ヒガンバナは元々救荒作物として輸入された。球根の毒をしっかり抜けば食料になる。蛾の体毛はコウモリの音波を吸収するステルス機能を持つ。 昔よく見たウンカという小虫はセミの仲間。確かに顔がよく似てる。イモリの腹が赤いのは毒の警戒色で、微量ながらフグと同じテトロドトキシンを持つ。だから食べると心拍数が上がる。警戒色と言えば黒と黄色の縞々。本家のハチにあやかる便乗組にはアブやカミキリがいる。2021/11/06
これでいいのだ@ヘタレ女王
22
生き物大好きな人 必見の本。メチャクチャ面白い。 一つ一つの項目が開いた2ページにイラスト付きで描かれていて小学生から大人まで楽しめる。 オタマジャクシのアポトーシスと言う現象の話が特に好き。 図書館で借りたけれど これは絶対に買います!o(`ω´ )o2015/04/12
クナコ
10
初読。元は日本農業新聞に連載されていたコラムをまとめたものとのこと。見開き1ページで日本人にとって身近なそれぞれの生物(複数種および植物含む)の意外な一面について紹介する。コラム連載の時点で既に多くの人にとって田んぼや畑の風景が身近ではなくなりつつあったろうが、さらに20年近く経った今、現代の子どもたちはほとんど映像ですら見たこともない生き物ばかりだろう。珍しい外国の珍獣を動物園に見に行くのもよいが、身近なもの、古くからいる生き物に目を向けるのも大事。そのきっかけ作りによい読み物だと思う。2025/09/16
Lara
6
虫たち、植物たちにもいろいろ生き様があり、頑張っています。2018/09/23
双海(ふたみ)
5
田舎育ちの私にとって、カタツムリもナメクジもアマガエルもみんな可愛い存在。2025/11/18
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