ためない暮らし

著者名：有元葉子

大和書房（2014/06発売）

• ISBN：9784479782384

内容説明

人気料理研究家が教える、食材を最後まで使い切るコツ。ものを整理してすっきりシンプルに生きるため処方箋。必要なものを必要なだけ持って、それをとことん生かして、流れをとどこおらせない、そんな暮らしの秘訣が満載です。

目次

第１章　食べる
第２章　キッチン
第３章　住む
第４章　セルフメンテナンス
第５章　愉しく暮らす
気持ちよく別れたい―おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ケロコ]

【図書館】有元さんの暮らしぶりがわかる本。有元さんは料理家。料理家って食べることを丁寧にするから、暮らしも実に美しい。料理好きは掃除、片付けが好きと有ったがその通りだと思う。作りながら片付けて、器にもこだわり、もちろん道具にもこだわる。「包丁は研ぐもの」「ダイエットは健康のためにちゃんと食事すること」など納得する事も書いてあるが、全てに賛同出来ないというのがまたいいのかもしれない。お金に糸目をつけない感じでこだわる有元さんには到底ついていけないので、私は私のこだわりを追求していきたい。

2017/04/22

[サルビア]

料理家の有元葉子さんのためない暮らしのことが書かれている本。 最後の気持ちよく別れたいー終わりにー の一文で、命を与えられた自分自身も、最後まで使い切って気持ちよくさよならしたいな、と思う今日この頃です。毎日を１日１日生き切って、潔く笑って別れられるように、がこれからの私の課題です。 が心に響きました。

2015/11/10

[ごへいもち]

お米の御飯が一番という点が好感。とにかく端から一つずつ片付けるというのもいいかも

2013/05/19

[群青色]

素敵です。家の中のどこを切り取ってもお手入れされている、厳選されているっていい気持ちだろうなあ。パーソナルスペースがしっかり納得できていたら、いい生活はては納得いく生き方ができそう。購入検討中

2015/09/05

[アコ]

見た目含め、かっこいい！憧れる！といつも思う著者だけど、やはり相手はプロ中のプロ。布巾等を工房に出向いてオーダーしたり、可動式キッチンだったり、生きている世界が違う。そのためグッと来るものがあまりない。かといって決して嫌いなわけではなく、いま求めているものではないだけ。文章と写真が並んでおらず、数ページ先に写真がチラッとという構成がイマイチだったこともあるかも。以前読んだ『毎日すること。ときどきすること。』のほうが好き。

2018/02/11