内容説明
「大学全入」による大学入試の選抜機能の低下、高校の国民教育化に伴う必履修科目の縮減によって、機能不全に陥っている日本の高校・大学間接続にいかに対処するべきか。高校段階での客観的学力を把握する達成度テストの必要性を提起し、そのあるべき姿を提示する。
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感想・レビュー
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kozawa
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面白く読んだ。本書の示す提案の方向性の善し悪しは私にはとても判断できないが、本書に述べられている入試にまつわる現状等は、この手の話題が好きな一般人にとっても、少なくとも読めば役に立った感の感じられるようなものも多々混じっているのではなかろうか。「入試は倍率３倍ぐらいはないと点数足切りの信頼性が低くなる」っていう意見を聞いて何を言っているかわかる人はどれくらいいるかしら、とか。2012/05/12
