内容説明
朝鮮王朝500年の歴史が、物語を読むようにドラマチックにわかる! 歴代27人の王が目ざした繁栄と彼らをとりまく女たちの愛と涙の物語。韓流ドラマや探訪スポットの情報も盛りだくさん!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
9
李氏朝鮮500年の歴史について物語という感じは序盤しか感じませんでしたが、順に記載されてます。チャングムの誓いもこの時代なので都度触れてましたね。朝廷内は党派に常に別れて、競い合って高め合うなら万々歳ですが、常に足の引っ張りあいに終止し、さらに外戚(というか母后)がシャリシャリ出てきて泥沼化。ときに優秀で先進的な人物が出てくるも守旧派に抹殺されてしまい、時代から遅れていくのが悲しいところ。2019/04/20
ごへいもち
8
ドラマのネタバレになりそうなところは飛ばすつもりが踏んでしまった(汗2014/09/13
なお
1
韓国歴史ドラマから、朝鮮王朝に興味を持ち、詳しく知りたくなり読んでみた。歴史を順番に追って詳しく書かれていてわかりやすかった。華やかな朝廷は権力欲の争いがずっと続いていたように思える。無実で死んだ人がどれだけいたかと思うと恐ろしい。どこの国でもそれは同じで、今も実は続いているのかも知れない。 500年以上の歴史の最後が日本の影響ということを世界史とかでは勉強したのかも知れないけど、覚えていなくて驚いた。2016/10/30
Yukitita
1
『成均館スキャンダル』『屋根部屋のプリンス』の韓流ドラマにはまり、一読。既得権者に結果的に有利に運用されていった韓国の儒教社会の歴史的な流れ(秀吉の侵攻による多大なダメージと明、清との外交。平和な時代の党派党略)。しかし、その身分社会・女性差別の中にあって、温かい人間的な生き方を模索した英傑、清廉な人たちが胸を熱くする。イサン(正祖)、トンイも観たくなった。そして、閔妃が、それまでの明・清や攘夷中心の政策から門戸開放によって朝鮮を立て直そうとしたことも、李氏朝鮮500年の歴史の中ですごい英断だったのだ。2016/05/24
CapH17
1
全体的に昼ドラのようなドロドロとした話が多かった。どの王様も人間の汚い部分が出ていて、この時代に生まれなくて良かったと感じた。こんなグダグダな国が、長々と続いたのは官僚が優秀だったからなのかなと感じた。2016/01/24