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内容説明
ぼくは戦争や災害がおこると、その国へかけつけます。そこの人々が何を考え、何に困っているのか。自分で確かめ、みんなに伝えたいのです。どんなにつらく悲しい現実でも、シャッターを切り続ける。それがぼくの仕事です【小学上級から ★★★】
目次
第1章 戦場カメラマンという仕事(ぼくが戦場カメラマンになった理由 戦場で生きる人たち 大切なのは「生きて帰ること」)
第2章 世界の紛争地域マップ(湾岸戦争・イラク戦争 アフガニスタン・イスラム共和国 イスラエル・パレスチナ紛争 チベット自治区マチュ暴動 カンボジア内戦 大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国 アフリカ・ルワンダ内戦 ユーゴスラビア・コソボ紛争 キューバ共和国)
第3章 ぼくが見た東日本大震災(3・11東日本大震災発生 とにかく東北へ 被災地の子どもたち ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の雨巫女。
10
《私‐図書館》渡部さんの命懸けの写真やリポートをもっと見たくなりました。2012/04/01
kinoko
8
3.5 20歳から初志貫徹で、戦場カメラマンを続けている著者はすごい。写真が売れるようになるまで、港でバナナ運びをしてバイト料がたまると戦場へ行ったとか。2016/08/20
千冬
4
独特の語調で人気の戦場カメラマン・渡部陽一さんの体験を綴ったノンフィクション。テレビで見るイメージ像を頭に抱いていると大きな衝撃を受けるだろう。資料として「戦争・紛争」を取り扱った図書とは違い、戦場カメラマンとしての渡部さんの生の「主観」によって世界の戦争が「現実」として感じられる。ノンフィクションの読み物としてだけでなく、戦争と平和の学習においても良い資料になってくれるだろう。小中学生に限らす、高校、大学、そして大人にも読んで欲しい一冊。オススメです。2012/02/15
aya
1
外国で散々酷い目を見ているのに、どうして何度も戦地へ行こうという気になるのか。不思議ですらある。渡部さんのジャーナリスト魂だろうか。彼の職業にかける情熱というものも我々は参考にしなければならないと思った。また、彼は戦地や被災地の「子ども」に焦点をおいていた。これから社会に出て行く身としては、そういった大人の感覚が新鮮だった2013/12/31
蜜柑
0
渡部さんの行くさきざきでの、サバイバルな出来事が興味深かった。2012/08/16