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内容説明
全社員の心に火をつけ、最強組織をつくる! 日本企業の最大課題に、独自の人間観からずばり答える経営指南書。人を磨き、リーダーを育て、活力ある社風をつくり、社員のやる気を引き出すにはどうすればよいか。
目次
第1章 活力ある社風をつくる―見えざる部分が競争力に差をつける(硬直化した組織を立て直すには みなが納得できる評価法はあるか ほか)
第2章 社員のやる気を引き出す―夢を描き、心に火をつける(3K業種の仕事で、社員に夢と誇りを持たせるには 赤字脱却を果たしたとたん、不満が噴き出した社員をどうすればよいか ほか)
第3章 幹部を育てる―共同経営者をつくる(会社が拡大するとき、古参社員の処遇をどうするか 能力に一長一短のある幹部の育成はどのようにすべきか ほか)
第4章 自らを高める―尊敬されるリーダーとなる(トップとしての価値判断の基準をどう確立するか トップは第一線に出るべきか ほか)
終章 リーダーの役割一〇カ条
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
100
今の当方にとって本書に出会えたのはベストタイミングでした。探し求めていたというよりも、何気なく(これを無心というのでしょうかね?)手に取ったのが本書との出会いでした。とにかく、読んでよかったと思いました。背中を押してもらったようで元気が出たことは間違いなのです。2018/03/03
ehirano1
95
「どんなに賢い人を雇うにしても人間性のよい人を雇うことです。絶対に能力だけでは採用してはなりません。今、ウチにはこういう優秀な専門家が喉から手が出るほどほしいと思っても、人間性が伴っていない人は雇ってはなりません(p139)」。私も手痛い失敗をした経験がるので、凄く凄くよくわかります。2022/07/10
ehirano1
85
「人間はみな感情の動物です。ですから、経営者というものはすばらしい心理学者でなければならないのです。働く人たちの気持ちが、どう揺れ動くかが読めないようでは、経営者のうちに入りません(p45)」。なんとも厳しい言葉ですが、経営者は従業員の生活も背負っている以上これくらい厳しくて当たり前なのでしょうね。2019/10/13
ehirano1
84
「任せるのではなく、責任を持たせる(p179~180)」。今では懐かしいことなのですが、いつもは“この件は君に任せる(担当してもらう)”と言うところを、“この件は君に責任を持ってもらう”と部下に言ったところ、目の色が変り、結果、その部下の仕事の質が向上したことを覚えています。2021/02/22
ehirano1
82
学者肌の強く癖のある研究開発の現場にも著者は本書で回答していることと同様の振る舞いだったのか知りたいです。著者も研究開発出身ですので、その辺りに触れてほしかったです。2020/06/20