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内容説明
「語学の壁」「ネットワークの壁」を乗り越えて、世界に通用するビジネスパーソンになる!
米国では、人は個人の自律性を優先させ、会社や組織の枠を越えて個人のレベルでつながり、そのネットワークが人を動かし、結果として仲間や組織、会社ができあがる。米国を「ハブ」に1つにつながったグローバル社会が形成され、新興国の人材もそのネットワークに次々に入り込み、そこで育った人材が母国との接点となって経済成長を支えている。
しかし、日本人だけがうまくつながっていない。それには、2つの壁がある。こうしたネットワークに入れないという「ネットワークの壁」、そして、しゃべる英語ができないという「言葉の壁」だ。これらは、考え方やノウハウ、ちょっとした工夫や訓練で克服することができる。本書では、それらを体系化してまとめたものである。
著者はシリコンバレーで起業して30年。日米企業の架け橋となり、多くの日本の技術者を実践・教育してきた。MBA留学は負担が時間も費用もかかってしまう。それに代わる短期で効果的な方法論として、明日から実践できること~現地での180日プログラムまで、具体的なトレーニング方法を紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ネクロス
8
図書館除籍本をもらってきた。日本企業は縦のつながり、よってシステム化にはつよい。でもシリコンバレーなどの企業は横つながりが中心。だから、ネットワークを広げていく人でないとうまくいけない。 ほかの本とも組み合わせていくと、結局個人の能力を高めて横のつながりを増やしていかないとこの先生き残れないのかな。2016/05/05
ほよじー
7
★★★グローバル人材になるための二つの壁①ネットワークの壁(自己主張、対等姿勢、得意分野、人脈構築)、②言葉の壁(発音矯正、英語脳、単刀直入)。フラット化する会社組織。日本流の縦社会(上下関係や組織間の壁が明確) vs グローバル社会の横社会(異なる企業や部署間で情報のやり取りが頻繁)。ダニエル・ピンク第3のモチベーション。日本製品の国際化(表示の翻訳や電圧のローカリゼーションなど)と、グローバル化(部品や技術など世界最高の外部パートナーを選ぶ)は違う。英語の金出理論。英語脳を作るカランメソッド。2013/11/25
Ujiro21
4
MBAの響きが懐かしく、図書館で読んでみる。ネットワークの繋がり、フラット化している組織の話題は日本の会社にどっぷり浸かっている身からすれば爽快感すら覚える。ただ、入管法改正の2018年にあっては、グローバルの捉え方すら違和感があり、時代が変わってしまった寂しさがある。エリートが頑張って就く英語を使うお仕事とか。英語無しで仕事出来る環境が、日本にも残っていればと。2018/12/18
SHOTA
2
日本の社会構造を縦社会ととらえ、欧米社会と比較し、何が必要なのかを主張している作品であった。 ここで言う縦社会とはアップダウンをさし、日本では上司から部下へと仕事内容及び指示が伝達され行われていることを指している。対して、欧米社会では主に横社会と表している。立場に関係なく意見や提案を言える環境という意味だそうである。 今やグローバル化という言葉はお馴染みだと思うが日本はこの横社会を導入するべきだというのが作者の主張である。 またそのように論理的に意見を言えることがグローバル人材へと必要不可欠な能力である。2016/05/05
Tom Zacky
2
なれるか!w 縦社会・横社会の話は良くわかる。 知らないけど、縦・横の良さを最大限発揮できているのがGEやSamsungなんじゃないかな?? てか、グローバルにビットが立つ人は一読してみてもイイかも?^^2013/09/07




