内容説明
英語が話せるようになりたい。でもお金はないし、時間もない。そんなあなたに必要なのは、耳を鍛えることでも、ましてやTOEICで高得点を採ることでもない。一番重要なのは、相手に伝わる「しゃべり」を手に入れることだ。スロー・イングリッシュこそが、あなたの英会話をネイティブと互角にする秘密兵器なのだ。
目次
はじめに 早く話そうとするのは間違い。英語はゆっくり話せば通じる
第1章 だからあなたの英語は伝わらない
第2章 スロー・イングリッシュに必要なたった5つのスキル
第3章 スロー・イングリッシュをモノにする簡単テクニック
第4章 英語が怖くなくなるこれだけの理由
第5章 あなたの英語をスロー・イングリッシュにする勉強法
おわりに ほら、明日の英会話は今日より楽しい!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めかぶこんぶ
8
英語を敢えてゆっくり話すことで、十分に考える時間を作ることが伝える英語を話すために有用であるという視点を解説。確かに、流暢でスピーディな英語はカッコ良く見えるかもしれないが、話す上で本当に大切なのは情報を伝えることなので、本来スピードはそこまで重要ではないか。更に、早く話そうとするあまり伝わりにくくなるばかりか、途中に「Ah…」などが頻繁に差し込まれると、テンポの悪さも出てくる。これは英語に限らず。その上で、うまく間をとれるフレーズや、これから話すよ、と宣言できるフレーズを用意し、それをゆっくり話すべし。2020/06/26
ヒロセ
5
非ネイティブにとって意外に大切な小手先のテクニックについてのアイデアが満載の一冊。内容がそれほど詰まっていないのにこの大きさの本にしちゃうのってどうよ、とは思いましたが、参考になることも多々。つなぎの言葉を伸ばして発音することによって時間稼ぎをする「ため息路線」の提案には笑わされました。結構面白かったです。2012/04/13
まるみ
3
読んでよかった本。人は考えるスピード以上の速さでは喋れない、ではどうやって時間を稼ぐか?その技をいろいろ教えてくれる。非常に実践的ですぐに役に立ちそう。完璧を求めない、という割り切りも大事だよなあ、と改めて。2015/07/08
905
3
いい本。タイトルをもっとなんとかした方が、多くの人に手に取ってもらえると思うが。2014/12/15
mach55
2
英語は、まずはゆっくり話すことを意識するのが大切とのこと。そして、間合いを取ること。 日常でも、緊張する場面では早口になる自覚のある自分には、英語のみならず日本語で改めて意識したいところだ。 「did it?」「does she?」の相槌や、否定疑問に、Right.と答える技は覚えておきたい。 いつかそんなテクニックを使って英会話を楽しむ自分をイメージ!2020/04/28