なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

  • 著者名:藤巻健史【著】
  • 価格 ¥942(本体¥857)
  • 幻冬舎(2016/02発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344021228

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内容説明

日本は財政破綻寸前で、大震災も経験したのに、どうして今こんなに円が強いのか?
『1ドル50円』などと言う人もいるけど、本当にそうなるのか?
いつ円が大暴落するのか?
日本の通貨は現在、国力を反映していないのはなぜか?
これから先、円はどうなるのか?
個人はどう資産を守ればいいのか?
これらについて伝説のディーラーであった著者がわかりやすく解説。
著者は「円と国債がバブルの極限で、はじける寸前」だと主張。
現在、円は「避難通貨」だと言われているが、完璧な誤解である。
今、円を買う人は「豪雨の時に、がけ崩れを起こしそうな崖下の廃屋で雨宿りをする」ようなものだ。そのメカニズムもわかりやすく解説。

目次

1 国力が弱いのになぜ円は強いままなのか
2 それでも2012年が円安になる理由
3 個人はどう対処したらよいか
4 円安政策、時すでに遅し
5 一足先に地獄をみた国々
6 諸悪の根源は円高にあり
7 金融・為替に関するトンデモない誤解と嘘
付録 世界一わかりやすい「為替」の授業

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Skywalker

12
昨年の12月初に本書を入手しました。2カ月弱も読まずに積んで置いておかずに、直ぐに読んでいたら人生変わったかも(笑)?2013/01/20

tonpi

10
これから日本はどうなるのか・・・非常に気になってきたよ^^;2013/03/03

羊男

9
★★★☆audiobook2023/03/28

えっくん

9
★★★★★借金大国であり不況から脱却できない日本が円高なのは、円が世界中で信用度の高い「退避通貨」であると信じて疑わなかったのですが、まさに目から鱗の本でした。バブル状態にある円や債券が大暴落し、ハイパーインフレが到来するのは時間の問題であり、ドルを中心とした海外分散投資をすべきとのことです。全ての元凶はデフレ、円高対策を怠った無知な政策にあり、もはや財政破綻は避けられない状況にあるというショッキングな内容でした。マイナス金利、先物為替の原理も勉強になりました。こうなる前にフジマキさんに救ってほしかった。2012/10/04

ペールエール

7
何かると為替問題を出してくる。 実際に為替で解決出来るのならもっと大きな介入も政府がしているだろう。 問題はこんな為替万能論の奥に隠れているのだと思います。 メリットがあればデメリットもある。 内容には共感できない部分も上記のように多かったですが、勉強になった部分もあります。 金融政策はどこまで通用するのでしょうか。 2012/12/17

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