季語、いただきます

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季語、いただきます

  • 著者名:櫂未知子【著】
  • 価格 ¥1,562(本体¥1,420)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062174572

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内容説明

日本語の魅力を味わい尽くす! 身近な暮らしにあふれる季語の数々。その豊かで味わい深い世界をめしあがれ! 「ハンカチ」「黴」「運動会」「風邪薬」……。意外な言葉もみんな季語。不思議で面白い、そんな季語の秘密、魅力をやさしく解説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

量甘

9
季語と季語にまつわるエッセイ。雪月花などの美しいものだけではなく、不快と思われる「黴」や「暑気中」なども季語になっている。普段の生活にかかわる季語にとても親しみを感じた。祭や縁日の射的の話は楽しくて、私も子供の頃の夏祭りを思い出した。2018/06/12

てくてく

6
その季語がどういうものか知るために入手できるものは入手しているとうエピソードは知っていたが、その中でも水中花についての話がとても面白く、実際にその木くずの再利用のような水中花を手にとってみたいと思った。北海道出身の著者ならではの話がところどころにあってそれも面白かった。2018/05/03

せっか

2
文体に先生の人柄が表れていて、とてもきっぱりとした文章。読んでいて気持ちいい。水中花の代表句を持つ作者。水中花を二種類200個以上購入したらしい。2016/12/02

ひよとりむ

1
季語って難しいなぁ。年中そこに存在するのにそれは冬の季語だから秋の句に使うべきではない、とか。 まあ桜は春に咲くから春の季語だって判るし、鍋料理が冬の季語なのも納得だけど。別に夏にブランコ漕いだっていいでしょう。運動会も近年暑くなる前にやってしまえという学校もあるから春の句に入れたっていいじゃないか。 猫は春夏秋冬愛でたい!2025/03/07

1
◼︎図書館本。◼︎現代の感覚だとまだ冬の終わりに近い旧暦の春の季語から始まり、取り上げる季語で冬まで季節を下っていくエッセイ集。◼︎昔の生活に根差した季語は、現代では季節感が薄れていたり見慣れないものになったりしているが、エッセイの解説とともに俳句を読むと普遍的な季節の“匂い”が感じ取れることに気づく。◼︎特に、今が夏だから夏の季語が一際実感を持って読める。他の季節にまた読み返すと、またお気に入りが変わるのかもしれない。2023/07/20

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