内容説明
信長と家康、二人は同盟した。信長は天下統一を目指し、家康はそれに協力する。関係は信長が死ぬまで続く。はたしてその同盟関係は一様なもの不変的なものだったのか? 戦国時代の基軸となった清須同盟の真の実体に迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
蜻蛉切
12
久々の谷口さん本。 「清須同盟の実態」と銘打たれていて、信長と家康の関係を概論的に述べつつ、各論(信康切腹事件とか諸々)にも少し踏み込んだ内容。 それにしても、史料の位置づけとか評価って難しいモンだと改めて思う。 どれだけ「正確に」と意識したとしても、伝聞だったり、記録者の意識や時代の趨勢みたいないろいろな事柄が絡み合う。 それをはるか後世の人間が評価するのだから、慎重の上にも慎重さが必要だ。 谷口さんの安定の慎重さと語り口が心地よい一冊だった。 やっぱりこの人好きだなぁ。(笑)2018/02/26
にゃんにゃんこ
9
清洲同盟の分析よりも、織田信長と徳川家康の歴史の話が多かった。清洲同盟については余り詳しい解説がなく、少し物足りなさをかんじた。2023/04/02
メグミ
2
群雄割拠する戦国時代、なぜ信長と家康が21年にもわたる長期同盟を続けることが出来たのか。俗説として、信長のカリスマ性や無理難題を受け入れた家康の忍耐力が理由にあげられることが多く、吉法師と織田人質時代の竹千代に何らかの交流があったとする、スタンド使いは惹かれあう的な創作物もあったりする。そこら辺を探るために出生時から本能寺の変まで、それぞれの業績をコンパクトにまとめてある。読みやすい。だが最後に述べられる結論が、長期同盟はお互いに利害が一致したからとのことでズコーってなった。普通だなオイ!2014/12/29
maito/まいと
2
信長とその家臣たちの研究本を数多く手がけている谷口さんの「信長と家康」研究本。信長・家康生誕前からの織田家・徳川(松平)家の歴史を尾張・三河・駿河周辺の情勢や、水野家といった(あまり取り上げられない)周辺大名の推移を含めて、かなり絶妙なボリュームで解説されており、これ一冊で信長と家康の半生を網羅できてしまうほど充実している。が、サブタイトルの「清洲同盟の実体」については、明確な答えが書かれていなかったのはいただけない。 2013/03/25
あぐもんた
2
卒論用2013/03/14




