内容説明
仕事場――ソマリア。前任地――ミャンマー。診てきた国は、アフガニスタン、ルワンダ、イラク、そして3・11の日本など、110を超える。最前線にい続ける者しか書けない“世界のリアル”がここにある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
58
目指した目標。世界を股に掛け、求め続ける道。自他、あるいは職務である医療を超えた視点に好感、そして敬意。ASEAN諸国やDRCを含めたアフリカでの私自身の仕事経験を振り返ると、遣り甲斐もあるが正直過酷。銃をもった警備兵に守られて仕事した経験は、流石に今でも冷や汗もの。それでも、”人”なんだろうなぁ。(私の場合結局営利目的だが)著者はあくまで非営利。諦めず、信じ続ける・・・。今後も頑張って欲しい。「自治医科大学」の仕組みは知りませんでした。ある意味で、夢を叶える制度とも言える気がする。2016/11/07
がぁ
5
私にはこの本を評する資格がない。実際そこで働く人や「見る」人に言う言葉もない。数年前に外国で誘拐されて日本中からバッシングされた人たちに関しても同様のことを感じたが、ひとつでもふたつでも役立つことに従事している人たちを、私たちは小さな力であっても支えるべきなのだ。世界中が平和にならなければ、自身の幸福などないと知るべきなのだ。若い世代に読んでもらいたいものだった。2012/06/14
ラーメン小池
3
筆者が医師を志し、勉学を初めて多彩なキャリアを積み、医療分野を中心に国際貢献に奔走する有様を描いた自伝的ノンフィクション。ややコンテンツの数が多く、多くの国家が登場するためやや散漫な印象を受けるかもしれないが、「月刊ナースコール」に7年にわたり長期連載された内容を基に発刊とのことで納得する。 医師や国際貢献を目指す若い方々にお勧めします。一刻も早く国際医療に携わりと焦る中での僻地医療、しかしこれが結果的に大きな礎となる。活動は医師を踏み越えて、公衆衛生、予防医学、大学教授、政策作り、外交など多岐にわたる。2014/09/28
テキィ
3
凄まじい。統計的に大勢を救うというのがすごい。2012/04/26
mawaji
2
海外医療協力を目指すに至った経緯は、「職業は武装解除」で紛争後の平和構築に奔走する瀬谷ルミ子さんの辿った道のりと通じるところがあるように思いました。医師として個々の患者に対応するのにはやはり限界があり、それぞれの地域で自立して医療が行えるシステムを作るために支援することが大切なのですね。まだまだ長い道のりではあるかも知れませんが、プノンペンでの子どもの死亡率の減少や、あのルワンダでも妊産婦死亡率、DPT接種率、五歳未満死亡率などで五カ年計画がほぼ達成されるなど、光明が見えてきているのは間違いないようです。2012/05/02
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