円高の正体

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円高の正体

  • 著者名:安達誠司
  • 価格 ¥628(本体¥571)
  • 光文社(2012/03発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334036621
  • NDC分類:338.952

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内容説明

日本経済低迷の理由は円高にあり! 河上肇賞受賞の気鋭エコノミストが、為替レートと経済のカラクリを一から解説。円高って何だっけ、という基礎の基礎から始めるので、よく分かる、読みこなせる。間違った「専門家」の言うことを鵜呑みにせず、円高を克服するために、今私たちにできることは何か、を考えよう。円高が日本のデフレ、名目GDP、税収、貿易収支をいかに減らしているのか、豊富なグラフも使って分かりやすく説明。【光文社新書】

目次

第1章 為替とは何か?<br/>第2章 円高・円安とは何か?<br/>第3章 「良い円高」論のウソ<br/>第4章 為替レートはどのように動くのか?<br/>第5章 為替レートは何が動かすのか?<br/>第6章 円高の正体、そしてデフレの“真の”正体

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

48
円高・円安とは何かという超基本的な質問から徐々にレベルを上げていくやり方は良い本だと思った。2016/03/18

月讀命

31
日本経済を蝕む円高が止まらないのは何故か?為替介入は何故効かないのか?為替を動かしているのは何か?日銀総裁は何を考えているのか?「良い円高」などない!現代の日本にとって、円高は明確に“悪”です。その意味では、「良い円高」などありません。「円高は悪い事だ」と言うと、「確かに円高は輸出産業にとっては悪いことかもしれないが、輸入産業にとっては良いことなので、良いとも悪いとも言えない」と反論する人がいます。為替にまつわるエトセトラについて、初歩から教えてくれるので良い本であると思う。2012/09/20

えちぜんや よーた

25
円高・ドル安…円の増価・ドルの減価→円建て為替レートの上昇 円安・ドル高…円の減価・ドルの増価→円建て為替レートの下落 円高というと、他国の通貨に対して、通貨価値は高まります。 「円高ドル安」の場合、表現として、1ドル当たりの円の数値は小さくなり、 増価とか為替レートの上昇、と言われることになります。 最初は、「円の数値が小さくなって、為替レートの上昇と言うのは、 日本語の表記がおかしいのとちゃうん?」と、どシロウト丸出しの勘違いをしてました(笑)2012/11/30

メタボン

11
☆☆☆★ 非常にわかりやすく円高の仕組みについて解説しており、1ドル100円前後を推移している現在のマーケット環境においてはなおのこと腑に落ちる論説が展開されている。銀行の日銀当座預金を控除した修正ソロスチャートは秀逸だった。2013/07/13

しろくまZ

7
修正ソロスチャートと予想インフレ率との関係説明は、「目から鱗」でした。なるほどねえ。2016/05/26

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