モノづくり原論 君の心を熱くする24の物語

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モノづくり原論 君の心を熱くする24の物語

  • ISBN:9784492521960

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内容説明

日本のモノづくり魂が新しい世界の歴史をつくる!
本書を書こうと思ったきっかけは、東日本を襲った大震災です。被災地で復興に立ち向かっている方々には頭が下がる思いでいっぱいですが、この震災は私たちに忘れかけていた多くのことを思い出させてくれました。
モノづくりの原点とは何か? 本当に必要なものは何か? 本物とは何か?
日本人として、いまこそ本気で考えるべき問題なのだと思います。その答えが、日本を元気にするカギになるとも思います。いつの時代でも、人はモノと重なり合って生きています。人間が生きている限り、モノづくりは永遠になくなるものではありません。そして、モノづくりの現場があってこそ、私たちは生きがいを得ることができるのです。
本書をお読みいただき、日本人が忘れかけていたモノづくり魂を呼び起こしていただければ、これほど著者冥利に尽きることはありません。──著者一同

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

9
☆☆★ 24の物語と言いながら、物語ではなくエピソードの羅列にとどまっているのが残念。フライパンでゆで卵を作る奥義は参考になった。「マジック」「タバスコ」などの名づけの妙。心と物が重なる「事」。生物の多様性を生かしたものづくり、これは興味ある。まだまだ自然から学ぶことはある。2014/11/27

茶幸才斎

4
真面目にいいモノを作れば売れる時代ではなくなった今、我が国のモノづくりはどうあるべきか。本書は、幾つかの企業の実例を挙げながら、過度のコスト削減と価格競争への行き詰まりを打破するモノづくりのヒントを提示している。人が魅力を感じる価値を提供する、そのために必要なモノとは何か、という視点を持ちたいと思った。昔はモノの作り手たちは、ただ黙ってひたむきにいいモノを作った。それを買うという行為には、今までにない価値ある一生ものを手に入れたという満足感があった。かつてはモノそのものが価値であった。モノには夢があった。2012/10/13

Kazuo Ebihara

2
著者は、花王の元社長で理学博士です。 「大自然の摂理」から、「企業経営の奥義」を追求した稀有の経営​者でした。 本物を創る「モノづくり」と、 物語を紡ぐ「コトづくり」が、 消費者の感動を呼び起こす。 本書では、日本のモノづくり「魂」の復活を呼び掛けています。 2012/01/27

hiropon

1
サブタイトルに書いてある「24の物語」から受ける印象と書いてある内容が違ったイメージ。熱くなるというよりはためになるという感じです。ただ、「はやぶさ」の話だけは熱くなりました。ヒット商品の名前の付き方などはためになったし、モノづくりだけじゃなく、モノが意味を持つ「ハレ」の時のためのコトづくりで成功した例もある。2012/12/06

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