内容説明
でっぷり太った幼馴なじみのお竹とお松は、甘い物を控えずに痩せたいという願望を叶えるため、近所で評判の痩せ神様の霊験に頼る。玉串は何と1両! あまりの大金に驚く二人に、怪しげな神主・安倍長明は、この神様は金持ちにしか効かないと方言する。不思議に思いつつも、その神様のお札を持ち帰る二人だったが……。大人気シリーズ第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タイ子
40
落語話第2弾。オリジナル落語の面白さは相変わらずだけど、前作の方が全部通して楽しめたかな。今回は「やみなべ」とか「人食い村」とかグロさと笑いが合ってなくてちょっと引き気味。逆に赤穂浪士の討ち入りを脚色した「忠犬蔵」は吉良様もビックリの話で笑えたわ。サクサクの読み易さと落語は好きなので、第3弾是非読ませていただきたい。2018/06/26
こおり
11
あれ?あれれれ??一作目はあんなに面白かったのに、二作目は何かイマイチだったな。鮫次親分や南念和尚などおなじみの登場人物もいて、連作短編のような趣があるところは楽しい。イマイチと言いつつ、三作目が出たら読むけどね。2013/07/15
ともこ
7
これは確かに落語だ。これは誰、あれは誰と好きな落語家の声音を思い描きながら読んだ。中でも「牛の医者」「忠犬蔵」「ちゃらけ寿司」は楽しめた。2018/11/11
れい
7
【図書館】江戸時代の庶民を扱った落語集。くすりと笑えるもの、少し悲しくなるもの、悲喜交々。2018/09/30
gadagiji
6
今回はアタリハズレがあったかな。2019/04/13