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内容説明
混迷の時代を生き抜くには、いまこそマキアヴェリを読め! 元マイクロソフト社長にして書評ブログのカリスマ・成毛眞が、帝王学のバイブル『君主論』を大胆に解釈。超実践的な人心掌握術を、自らの経験談を交えて指南する。明日から使える超実用書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
67
確かに岩波文庫の古典を読むと難解な文章がひしめいている。カントやデカルトなど古典と言われる名著は日本語で訳されているにも拘らず、翻訳者が権威を示す為か普段使わない熟語や妙な言い回しで翻訳している様にさえ思え、国語辞典を片手に悪戦苦闘の作業であり骨が折れる読書であった。成毛氏は漫画や超訳で齧ればいいと言ってるがそうかもしれない。君主論を読んだ事が無いので解らないが、この本は成毛流の濃いエッセンスが効いているのではないか。リーダーであろうとなかろうと、これからの時代自分自身をしっかり持つ事が重要なのであろう。2014/03/29
mitei
40
君主論という古典の名著を現代のビジネスにあうようにわかりやすく書かれていてよかった。それにしても著者が経営者として立派な業績を挙げたんだなと思った。2011/12/23
AKIKO-WILL
36
君主論を読んだ事ないのですが、500年前にイタリア フィレンツェの官僚であったニッコロ・マキアヴェッリがこれから君主になる人に向けて書いたリーダー論。著者は、日本マイクロソフト法人の社長になった時にこの君主論を読み、実践さたらしい。古典は読む必要がない!という著者もこの君主論は読んだ方が良いと。君主論のガイドブックも巻末に載せてます。読むとしたら塩野七生さんの「マキアヴェッリ語録」なら読めるかな。この本も読むと睡眠薬のように2度も寝てしまった。ビルゲイツがケチだとか、ジョブズがまさに君主論を実践したかのよ2016/03/18
C-biscuit
17
続けて「君主論」を読む。やはり、ビジネス向けに書かれていること、著者がマイクロソフト元社長の成毛眞さんということもあり説得力がある。超訳なので本当にわかりやすい。「君主論」にあまり良いイメージがなかったが、続けて読んでみて良かった。やはり、500年も前から読まれている本である。ビジネスにおいて、成毛さんもすべての部分で君主論に賛同しているわけではないところも好感を持てる。「君主論」のような古典の良さも伝えており、ハード面で便利な世の中になったが、ソフト面では人間の中身は変わらないというのが良くわかる。2015/05/08
ふろんた2.0
14
君主論の成毛流解釈本。リーダーたる者、腹心でさえもバッサリ切るくらいのことができないと務まらないんだな。敵を作るというのはジョブズもやっていたことなので、腑に落ちる。中庸であっては、食いつぶされる。衆院解散がささやかれ民主党政権が追い込まれた今になって竹島、尖閣諸島、北方領土問題が過熱しているのもそのせいか。2012/08/20