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内容説明
今、子どもを取り巻く環境は「支配的」で、子どもから「遊び」を奪い、「子ども時代」を奪っています。親の価値観で、選ばれたことしかさせてもらえず、期待に応えようと「いい子」を演じる子どもたち……。本当に子どもの幸せを願うなら、人生の「主役」を返してあげませんか?
本書では、東京、世田谷区にある「羽根木プレーパーク」という子どもの遊び場にかかわり、日本最初のプレーリーダーとして活動を続けてきた著者が、子どもにとって遊び込むことの大切さを説いています。子どもを健やかに育てるために、今、大人がすべきことは何かがはっきり分かる一冊。
目次
序章 自分のことが好きになる遊び場、プレーパーク
第1章 遊ばないと魂が死んでしまう
第2章 子どもを規格製品化する社会
第3章 子どもの輝く笑顔をよみがえらせるために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のん@絵本童話専門
1
プレーパークに長年関わっている天野さん。外遊びから入って、子育て全てに関わる大事なことが書かれておりました。大人がいかに子供から生きる主体性を奪っているか。子どものためを装って、大人の価値判断を押しつけているか。そして、世間全体からの、チクチクビーム。現場で子どもと長年関わってきた天野さんだから書ける、実体の伴った話は心から納得できます。なぜ遊びが大事なのか。子どもを育てる親御さんに、ぜひ読んでほしい!2021/08/23
Ryou Honna
1
天野秀昭さんに魅力を感じて読了。日本社会にある教育は子どもの意思を尊重しない物が多い。その中で子どもに責任を持たせ、自己判断をさせ、成長させる方法として遊育を唱えている。遊びの中で子どもは育つ。誰かに教えられる必要は必ずしもない。遊びを通して人間関係や活動の幅や協力する事の大切さを知る。2013/02/08