内容説明
樹状細胞ワクチンで、最速で最高の効果をめざす!がん細胞の遺伝子がわかれば患者ひとりひとりに最適の免疫療法が可能になる!この治療の特長は、がんの種類でがんペプチドワクチンを選ぶのではなく、あなたのがんの遺伝子情報でがんペプチドワクチンを選び、治療方針を決定するということです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らう
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癌ワクチンの市場は大きいと思っていて、投資として研究したいと思い、ペプチドワクチンについて書いてある本を探して見つけた。著者の病院は、上場ベンチャーテラ(2191)の主要顧客でもある(有価証券報告書より)ので、投資を検討してる人にはオススメしたい。なお、私は、1年前に膀胱癌(1期)が見つかり、手術をした。現在も抗癌剤は定期的にやっていて、この本とは違うが、4日毎に自家ワクチンによるワクチン接種もしている。この本では遺伝子検査により効果的なペプチドワクチンを見つけ出すことができるという点が肝で、それが広がる2013/03/05
マキオ
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遺伝子検査により癌の状態を分析して有効な治療を施す、近年発展著しい癌治療の最先端像に触れることができる一冊。専門用語の解説が上手で、専門外の読者でも読み進めることができ、読み応えがあった。2012/09/04
Humbaba
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かつて,がんは不治の病であった.しかし,それは時代を経て変化している.正しい医療を提供することが出来れば,がんはもはや不治の病ではなくなった.正しい認識で持って,正しい医療を選択することが重要である.2012/04/10