ブルーバックス<br> 低温「ふしぎ現象」小事典 0℃~絶対零度で何が起こるか?

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低温「ふしぎ現象」小事典 0℃~絶対零度で何が起こるか?

  • ISBN:9784062577519

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内容説明

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凍った魚が蘇る「生体冷凍保存術」。最高の美味を極める「冷凍と解凍の科学」。本当は恐ろしい「低体温症」の話。無風なのに真横に煙がたなびく南極大陸の怪奇。ダークマターを捉える超ヘビー級の低温液体。電気抵抗がゼロになる「超電導」や、壁を這い上がる忍者液体「超流動」。氷点下をはるかに下回る世界で、なぜ「ふしぎ現象」が生じるのか、低温技術で何ができるかを網羅した「温度別」読む事典。(ブルーバックス・2011年12月刊)

目次

はじめに
目次
1章 低温の世界へようこそ 常温~-2℃
2章 「極寒の大陸」南極の低温世界 -1.4℃~-78℃
3章 極低温技術の驚異 -18℃~-269℃
4章 「永久気体」も凍りつく 4K~2.2K
5章 究極の低温 1K~K
参考文献
執筆者紹介
さくいん 巻末

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆぎ🖼️

24
南極海は水の流れと海水が氷点を下げているため全体が凍ることがない。 霜柱はメカニズムが解明されていないが、氷面を地中の水分が毛細血管のように?押し上げているのだとか。 熱は伝導と対流と放射で他の物質に伝える。遮断するのは真空状態にするということで、魔法瓶が発明されたそう。 山の雪は風で水分が飛んでサラサラのパウダースノーになる。なるほど。技術関連の話は難しい(@_@)💦2021/12/07

J_Kai

1
前半は、日常にある低温や身近な現象を解説していて、とても読みやすい。後半は、物理学の世界に興味や知識がないと、読み進めるのが大変。冷やすってどうやるのかな?ってことが少しわかる本です。2015/01/04

キンタロー。

1
典型的な文系人間の私からしたらオッパッピー!(´Д` )でした。 このような分野に少しでも耐性をつけるべく、少しづつ色んな書籍・文献等を素人なりにも読んでいこうと思う。2013/04/05

tamnavulin_1968

1
超流動、興味深い。2012/06/15

にたす

1
初めの方は南極で起きる珍しい現象くらいだったのが、途中からは超流動ヘリウムの話が大部分を占めるように。図では簡単に描かれている実験の方法についてかなり詳しく説明があるから、設備を使える環境と知識があれば再現できるようになっている? 「綿で栓をしておくとよいでしょう」と言われても。最後はまた量子力学か……という感じ。2012/02/04

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