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内容説明
リピート客を増やすだけでは生き残れない! コスト削減とサービス向上を両立させる仕組みを解明 人口減少で需要収縮時代を迎えている日本経済。この中でどうサービス業はどう集客を行い、生き残りを図っていくか。かつてはリピート客を増やす施策があちこちで行われたが、それだけでは不十分である。本書は、150社に及ぶサービス現場のフィールドワークと、工学的アプローチによる分析から紡ぎ出された、サービス業への集客戦略への提言である。具体的には、顧客の来店動機によって、種別を分類し、それぞれの性質・適正に応じた業務の改善や現場作りを行っていく。そして、多くの無駄を整理することによるコスト削減と、顧客満足度を高めるサービス向上を両立させる仕組みとノウハウが導き出される。CoCo壱番屋、幸楽苑、加賀屋といった全国チェーンから、地域密着の小売、外食、旅館・ホテルなど、22社の実践例を収録している。
目次
第1章 顧客がいてこそできる商売
第2章 これまでの集客方法とその課題
第3章 顧客モチベーション・マーケティングの提案
第4章 絞り込み型集客戦略
第5章 組合せ型集客戦略
第6章 顧客進化型集客戦略
第7章 顧客モチベーション・マーケティングの実践
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
2
高田靖久によると、既存客は4つ。①試用客からは売上わずか、②浮遊客は①よりやや多い、③得意客はそれなりに売上規模があり、④ファン客は売上半分弱(039-040ページ)。評者も私塾で8回無料説明会したが、1回おひとりご参加くださっただけである。しかし、需要と参加可能な日時が一致しない、マッチングできない問題だと思える。お客にもいろいろな類型ができる。人間の多様性といったらいいんだろうが、人生いろいろ、お客もいろいろ。評者はマニア客を集めて少数精鋭でいければいいが、これがなかなか難しい。また集客機会を探ろう。2012/11/30