人に認められなくてもいい - 不安な時代の承認論

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人に認められなくてもいい - 不安な時代の承認論

  • 著者名:勢古浩爾
  • 価格 ¥789(本体¥718)
  • PHP研究所(2011/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784569801186
  • NDC分類:158

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内容説明

バカにされると傷つく、責任逃れする、相手を責める、自慢する――すべては認められたいがため。不安な現代人の幸せはどこにあるのか?

【著者紹介】
作家

目次

第1章 ついつい自慢したくなる―自己証明
第2章 バカにされると腹が立つ―自尊心
第3章 「おもしろい人」と思われたい―世間価値
第4章 モテたい・結婚したい・評価されたい―承認
第5章 自分の非を認めたくない―自我
第6章 「自分だけの意味」を見つければいい―超承認

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

団塊シニア

59
生きていて一番不愉快なことは自尊心を傷つけられること、と明言してるように筆者が一番いいたいことは自分が信じてる価値観のかたまりの自尊心のような気がする、本当は人にみとめられなくてもいい、ではなく人に認められたい、だと思う。2014/03/05

阿呆った(旧・ことうら)

21
◆人が快を求め、不快を避けるのは自然だが、過剰に自分を証明し、認められたがることは本末転倒。◆自尊心が侵された際、どの程度傷つくかは、その人間の器と自己承認の強度による。◆怒れば怒るほど、本当は恥ずかしいほど頭が悪く、人間が小さいことが露呈していく。感情を理性で飲み込めずにすぐに怒る人は、自分を認める力が弱い。◆自分探しから『自分なくし』へ。何としてでも認めてもらいたいという過剰な期待は情けない。何かに無我夢中になることと、人のために生きること。カッコ悪くても、自分はこれでいいと思えるならそれが1番。2017/03/03

ただいま蔵書整理中の18歳女子大生そっくりおじさん・寺

19
勢古浩爾の本は結構読んできたけれど、これも承認の問題を扱った内容。やっぱり日常に付き纏う承認の問題は大事だ。全ての悩みの原因ではなかろうか。弱った気分の時に読むと、この人の男らしい孤独な思索にいつも静かに励まされる。身を引き締められる。淋しい時や辛い時の杖になってくれる内容である。読書家でもあるので、読んだ本の紹介もいつも嬉しい。いつかもう一度読む。2012/12/06

ががが

9
人に褒められると嬉しく、コケにされると腹が立つ。この自分の存在を認めさせたい、認められたいという欲求を人間最後の欲求としてみなしてそれについて語った本。衣食住が満たされ、さしあたり命の危機にさらされることも少ない日常の中で今の人々が希求する欲求。この欲求は物質的な次元ではなく、他人が介在する精神的な欲求であるために人間関係の中でこじれると厄介。むしろ人間関係のゴタゴタの大半はこの承認欲求に根差している。人間関係のストレスをこの欲求のレンズを通してみると、気が楽になる。そして自分の心理も見通しやすくなる。2019/06/02

TOMO

7
人に認められたい!意識したことはないけど、確かにそんな欲は自分にもある。正直、嫁さんには褒められたい…。そろそろ何事にも迷わず、動ぜず、心に余裕を持って生きたいものだけど、まだまだ全く修行が足らないな。 作者の表現が極端すぎて少し笑えたけど、なんか大事なことが書いてあった気がする。2018/04/28

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