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内容説明
もはや乱世を越え「末世」の様相を見せる現代社会は、幕末維新ではなく、平家物語の時代に似ている。朝令暮改をくり返す為政者(政府)、批判するだけで何もしない貴族(野党)、騒ぎ立てるだけの寺院勢力(学者・マスメディア)等々。そして男だけではなく、女もそれぞれの戦いを生きている。本書では登場人物をいくつかの身分に分け心の動きを眺めつつ、物語の背景にあるいつの世も変わらぬ人間の各階層のドロドロを描き出す。【光文社新書】
目次
はじめに 「現在」はいつも乱世<br/>第1章 平清盛は悪人か<br/>第2章 貴族という「官僚システム」の腐敗、平家の変質<br/>第2章 院―「代行」という無責任な権力者たち<br/>第4章 山門・南都寺院という火種―わがままな「知識」と「大衆」<br/>第5章 戦う男を駆り立てるもの<br/>第6章 女たちの物語<br/>終章 「歴史」「物語」の使い方



