内容説明
マルチな才能を発揮する男の「原点」を辿る半生記。心に多くの葛藤を抱えながら、突然「世界最強」を志した少年時代。レスリングで実績を残すうちに出会った、総合格闘技という目標。米国で修業し、「逆輸入ファイター」としてプロデビュー。K-1でブレイクし、UFC、HEROSでも活躍、そして2006年大晦日に早すぎる引退……。須藤元気にとって格闘技とは何だったのか、そこから得た人生の「気づき」とは何なのか、縦横無尽に語り尽くす。
目次
１章 格闘家になる（ナウシカ、またツラい一日がはじまるよ… ヒゲのオジサンのせいでボクサーを断念 ほか）
２章 逆輸入ファイターの誕生（スター選手軍団に突撃 念願のアメリカ生活がはじまる ほか）
３章 格闘技ブームの中で（僕は業界から干されてしまった 「頭を使え」という家訓の本当の意味 ほか）
４章 引退、そして一歩前へ（一責懸命強くなっても、結局はお金が一番強いのか 女子アナと一緒に初詣 ほか）
終章 ＷＯＲＬＤ ＯＲＤＥＲ（生徒たちの精神的な支えになる “ＷＯＲＬＤ ＯＲＤＥＲ”誕生 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅうと
6
再読。格闘家時代の裏話がクスッと笑えた。人間性を知り、益々、須藤元気のことが好きになりました。2021/02/25
尿酸値高杉晋作
6
須藤元気議員がSNSでのみ吠えてる背景がよく分かる。 読むんじゃなかった。2020/03/27
とくま
3
●想像をはるかに超えてつまんなかった。2019/05/16
ﾌﾗﾝｸﾌﾙﾄ
3
「人生には失敗も成功もなく、あるのは自分の生き方をどう意味づけるかにかかっている」、「僕は成功と挫折を何度も何度も繰り返しているにすぎない。きっと、このサイクルは僕が最期のときを終えるまで延々と続くカルマのようなものだろう。しかし、うまくいくこと、いかないことを含めて、すべて自分のやっていることを肯定する。それが幸せな人生を送る最大のコツなのではないか」。 2012年に読みました。ありがとうございます。 2012/07/20
白隠禅師
3
須藤さんらしくユーモアを交えて半生に関して語ってます。非常に読みやすい。いつもとは違い格闘技界に関してはっきり物申してます。格闘技に興味ある人なら裏側が分かって面白いでしょう。石井も調子に乗りすぎちゃったんだろうなぁ。2012/01/04
