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内容説明
本来「口説く」とは交渉の一要素として語られるべき行為である。著者は現場記者として戦場や紛争地域を駆け巡り、その技術を磨いてきた。人間関係において、そして男女関係において重要な交渉技術を今、語り尽くす。
目次
第1章 「聞き上手」は女にモテる(モテル極意は「聞き役」に徹すること 相談に乗ることから距離感を縮める ほか)
第2章 人を口説ける「笑顔」と「話し方」を手に入れる!(まずは「自分自身」をよく知っておく 相手を安心させる「笑顔」 ほか)
第3章 「知的美人」にモテる男、「成熟女性」を愛する男(女性を口説くカギを握る「プライド」 プロ野球選手がモテる理由 ほか)
第4章 「戦場」で学んだことと「生き残る」ための技術(人生を変えたビルマの民主化運動 長井健司さんの死が伝えてくれるもの ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
37
自らの不倫騒動をベースに、モテとは笑顔、飾らないこと、不倫がバレても繕わないこと、ということをダラダラと一冊にまとめて、「技術」本を出せてしまうとは、なんて素敵な日本。2018/03/05
fusarian
13
ただ女性を口説くための本なら読まなかったが、死線を超えたジャーナリストによる、「世間を口説くということ」を読みたくて手にとった。第4章の僅か50ページにも満たない「戦場」で学んだこと「生き残る」ための技術が正に読みたかった章。わたしにとっては、ここで語られるビルマでの拘束、ソマリアでの死線超え、東日本大震災での避難地区でのコンプライアンスを超えた取材。他の章のモテに興味があるなら、読んでみるといいと思う。だが、私にはこの4章だけでも、1冊分の価値があった。死地を超える笑顔。その胆力よ。そして、その人柄よ。2023/08/21
gondan
7
★★★★☆ 戦場ジャーナリストという非日常を職に持ち、ワイドショーで散々話題を提供した著者。テレビで見せる笑顔にはなにか人を引き付けずにはいられない魅力があり、ずっと気になっていた。べったべたの売れ線タイトルで「どうせ俺ってこう見えてるんでしょ?」と挑戦的。予想通り、ナンパなトピックスをちりばめながら、最終章で話題をジャーナリズムにつなげ、下心読者はがっかり。口説きの技術とは、聞き役、笑顔、プライド、が柱となっているが、本書に重みを与えているのは、戦場の話題が有無を言わせぬ迫力を出しているからだ。 2012/04/08
GASHOW
4
図書館で借りたのだが、どうも同タイトルの別の著者のものと違っていたようだ。不倫騒動の山路さんの本だった。技術というタイトルにしては、話を聞くことに徹するような良く知られたことしかないので、タイトル負けしているような気がする。2016/12/26
つーこ
4
テレビで見るこの人らしい語り口でした。女性にモテるこの人は男性にもモテるんだろうな〜と思って読んでみましたが、人の心を掴む極意がいろいろ書いてありました。人とのコミュニケーションの取り方次第で、もっと生きやすくなるのだろうね。勉強になりました。2012/01/13