内容説明
エジソンもアインシュタインもトム・クルーズも、ディスレクシアだった! 10人に1人はその傾向があると言われる「読みにくさ」「書きにくさ」を伴う個性。
学校生活の中でなんともいえない生きづらさを感じていた若者は、ふとしたきっかけでイギリスに留学したことから、思いもかけない人生の扉を自らの力で切り開いてゆく。
16歳でディスレクシアと診断され、「普通」とは何かを考え続けた若者の、28年間の人生の記録。
目次
1 幼少期「BORN TO RUN」
2 小学校時代「WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS」
3 中学校時代「TANGLE UP IN BLUE」
4 語学学校「EXILE ON MAIN ST」
5 高校時代「TWIST AND SHOUT」
6 大学時代「WORLD’S END SUPERNOVA」
7 就職、そして現在「HAPPINESS IS A WARM GUN」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
くるぶしふくらはぎ
14
ノンフィクション。タイトル通り「建築家として自分の道を切り開いた28歳・学習障害青年の記録」と帯にあるように、幼少期、学齢期、日本の学校で苦労し、英国に渡り自分に合った支援に出会い大きく深呼吸できたこと、建築家への道半ばで日本で就職したがそこで再び壁にぶち当たり、再び英国へ渡った歩み。藤堂高直さんと関わった友人など身近な人たちのコメントも挟みながら、彼の人生だけではなく、ディスレクシアを立体的に理解できる構成となっている。ちなみに、著者は名前の印象通り、藤堂高虎の血筋の方です。2025/09/06
Noriko
13
ディスレクシアという言葉を少し前に知って、もう少し詳しくなれるかなと思い手に取った。簡単な文字の読み書きさえ、いつまで経っても身に付かず苦労する子、「出来なくて困ってるのに何で復習しないんだろう」とこちらが感じてしまうのを、「ディスレクシアかもしれない」と思うことでもどかしさやイライラを逃がす道が見つかったように思う。認知度が低く、本人のせいにされてしまうことが多いのはとても息苦しい。日本では12人に1人の割合でいるかもしれないということで、筆者が言うように身近な個性だというのが印象深かった。2021/10/19
ぽけっとももんが
5
「模倣犯」に出てきた高井和明がディスレクシアだった。彼は真面目で努力家なのに、頭が悪いと誤解され馬鹿にされ、結局悲劇に巻き込まれたのだけれども。さて、実際ディスレクシアのひとは10人に一人、とこの本にはある。程度問題はあれども人の脳はそれぞれで、テストなどではその人の才能を計りきれないということだ。自分基準でしか見られないことなので本当に理解するのは難しくとも、そういう人もいる、それも多分想像よりずっと多く、ということを知る人が増えることが、今より住みやすい社会を作るのだろうと思う。2016/12/31
shiori
3
私と同じ歳の建築家。学生の時の授業で彼が出ている番組を見てから気になっていたので読んでみました。多様性を認め合う環境であれば特別な支援がなくても本人は生きやすいのだなと実感。あくまでも個人の感想として受け止めたほうがいいかなという部分も多かったですが、興味深かったです。2012/01/09
mita
1
10人に1人2015/07/05
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