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内容説明
「勝った手柄は選手に。負けた責任は自分が」の信念のもと、メンバーをねぎらい、かばい、その成長に全力を尽くし、それを組織力として終結させる「奉仕のリーダーシップ」とは?
低迷中だった東京ヤクルトスワローズ大躍進を演出した「日本一の地味監督」小川淳司の牽引術を臨床スポーツ心理学のエキスパートが分節する!
2011年のヤクルトほど、選手が生き生きとプレーしたチームを探し出すのは、難しい。時代は20世紀に幅を利かせたトップダウン方式のチームから、フラット方式のチームに確実に移行している。……小川ヤクルトも選手やコーチ陣相互の絆をことさら大切にする。それは、チームというよりもファミリーに近い。 しかし、それでは勝者の仲間入りすることはできない。小川ヤクルトが目指すファミリーを支えているのは団結心であり、お互いの信頼関係である。こんなリーダーが、これまでの日本のプロ野球界にいただろうか。(「まえがき」より)
目次
第1章 「地味監督」による勝利への手法
第2章 メンバーに慕われる小川流
第3章 キーはフォロワーシップ
第4章 システムから考えたチームワーク
第5章 小川采配に見るリーダーシップ・序論
第6章 小川采配に見るリーダーシップ・本論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
runrunrun
3
響いた一文 様々な人から意見を聞いて吸収していらないものを捨てていくという姿勢が重要。良いものは取り入れて、自分の力として発揮していくという基本的な姿勢が大事。2013/12/05
shibatay
3
野球の本ではなくビジネス・啓発書なので内容にはあまり……。小川さんの言葉もほとんど公式HPや新聞記事等からで新しいものはなし。ヤクルトファンなら知ってることばかりです。でもまあ、褒められたわけだから悪い気はしませんね(笑) これだけ褒められたら来季は優勝しないとなあ……2011/12/18
makimakimasa
1
2011年は自分が新卒社会人として名古屋に配属され、その名古屋中日に逆転優勝をさらわれた悔しい年。本書はその年の、ヤクルト躍進の思い出を記録してくれたことのみに意義があると言って過言では無い。そして小川監督をひたすら褒め続ける本でもある。著者は直接自分で取材もしてないので、普段からヤクルトの記事をチェックしてる人にとって目新しい情報は無い。強いて言えば、ノムさんは現役時代の小川さんとほぼ会話した記憶が無いこと、小川さんの父上は犯罪者更生の保護司だったことくらい。そんな小川監督も今年で退任。お疲れ様でした!2014/11/18
かみかみ
0
たった一つでいいから、誰にも負けない武器を持つ2012/04/01
kana
0
ヤクルトファンなので懐かしいなあと思いながら読みました。2012/03/25