内容説明
「戦後保守主義の目標とした『大国』化への希求、それを『大』日本主義と呼ぶとすれば、その夢は政治的軍事的にも、また経済的にも、幻想に終わろうとしている。……平成の保守主義の目指すところは、否応なく『中』日本主義ということになる。それは、われわれが、いかなる文明においても避けがたい衰退の運命を甘受し、優雅なる衰退の時代を築いていこうという積極的な決意を意味する」(補章―「中」日本主義の時代へより)
目次
第1章 世界史の中の日本
第2章 制度改革への視点
第3章 政党政治と検察権力
第4章 皇室・伝統・自然
第5章 私の政治的系譜
第6章 理念と現実の狭間で
第7章 敗者の誇り
補章 「中」日本主義の時代へ
解説 「常識」の発露としての「保守」(筒井清忠)
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