内容説明
実際に福島で健康相談に応じている医師ならではの視点で、福島の「いま」が語られています。福島の人たちが抱える問題や、日本医学会の放射線の扱い、低線量被ばくの影響など、長年小児科医として関わってきた経験を基に、わかりやすく解説。不安を抱えて精一杯生きるひとびとに温かく寄り添った著者のまなざしに、不安や悩みを共有し、ともに考え、生きていくために、わたしたちに何ができるのか、考えるきっかけを得られるはずです。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
目次
第1章 福島で健康相談をして、見えてきたこと
第2章 放射能への不安を口にできない雰囲気の広がり
第3章 低線量被ばく、内部被ばくの専門家はいない
第4章 これから、わたしたちにできること
第5章 Q&A質疑応答
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱせり
7
わからないことにわかったふりをする危なさ。見えてくるのは五年後、十年後。忘れてはいけない、巻かれてもいけない、と心新たに。Q&AのQは等身大で参考になる。対する山田先生のAは、質問へのAであると同時に、問題を越えて、先生の人間性・信念の一端に触れるような思いでした。ことに一親としては「ふつうの子って何だよ」が心に残る。2012/02/25
Kei
1
薄いけれど、福島のおかれている状況がきちんと書かれていると思う。おすすめ。2012/01/29
kazhatch
1
本当に我が子を守ってくれるのは、国などでは無くこの本の著者のような人達だと思う。これから私たちに出来ることの章は多くの人に読んでもらいたい。2011/12/11
まんぼう
0
震災から半年ほどの講演会の内容を再録したもの。当時の福島の状況、苦悩や課題などが今読んでも突きつけられるように生々しく、苦しい。2015/09/23
tu-ta
0
虫干しシリーズ続き。 メモは http://tu-ta.at.webry.info/201201/article_8.html2011/12/29
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