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内容説明
ルールに縛られるな、ルールを創り出せ。
税制、製品規格、安全基準など、ビジネスではあらゆる場面でルールに直面する。そのルールを、政府・関係団体などに働きかけ、自社に都合よく作り変える――それこそが、「パブリック・アフェアーズ戦略」の目的である。
この戦略はグローバル市場ではもはや常識となっており、米国・EU・中国・日本など各地で、世界規模の「ルール策定戦争」が始まっている。昨今話題のTPPなどは、その典型的な事例である。
日本企業は、この戦争に完全に出遅れてしまった。
ルール策定に関与できない企業は、自社に不利なルールを受け入れざるを得ず、最初からハンデを背負って戦うことを余儀なくされてしまう。ルールに縛られるのではなく、ルールを創り出す企業が生き残る時代に入ったのである。
本書は世界各国で40年以上、対政府渉外活動のコンサルタントとして活躍し、経済産業省の研究会の委員でもある筆者が、世界の「ルール策定戦争」の現状を解説。その戦争に打ち勝つための戦略=パブリック・アフェアーズ戦略を初めて明らかにする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
RNDMN
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聞きなれないタイトルであるが、日本企業が今後グローバル化した市場の中で競争を勝ち抜くために必須の戦略要素である。 ルール形成に敗れれば、品質、価格、機能といった一般的な競争力の要素で勝ろうとも、市場から排除、または強みを無効にされてしまう可能性を孕む。 その重要な戦略要素の実践に関して本書は、その概要から、具体的な方法論のフレーム、主要な地域別の攻略の視点まで授けてくれる。 流動的な政策決定の過程、語学で劣る日本人が逃げて通れない道に光を照らしてくれている。 もっと評価されて良い本だと感じた。2013/12/29
psi_x
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ただ請願、陳情するのでなくその一歩先を行くルールづくりとそのための戦略。昔の日本がやっていたことと言われるとああそうかなと思う。「企業戦略と公共政策をどういうシナジーで組むか」この本を読んで重要性を再認識。ファーマのHPも参考に。2012/04/06
KEI
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自社のビジネスを有利にするために法制度(ルール)を変える活動(ロビー活動のように閉鎖的ではなくオープンな活動)の必要性と方法を解説した一冊。確かにルールを変えると有利になることはあるなと改めて気付く。キレイごとでは競争には勝てないってことです。頭に入れておこうと思います。2012/01/05
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