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内容説明
「このままでは、日本は財政破綻してしまう」「TPPに参加しなければ、日本経済は復活できない」本当にそうなのでしょうか?世の中には、「経済に関する間違った情報が蔓延している」と著者は指摘しています。その原因の代表的なものは以下の3つです。1、用語の定義付けが曖昧で、かつ数値データに基づいていないこと2、国民経済に対する理解が不十分であること3、マクロ経済的視点にミクロ的な視点を取り入れるなど、議論の仕方が間違っていること本書は、マスコミが喧伝する「不要な危機感」「過剰な不安感」に惑わされることなく、日本経済の本質を理解するための一冊です。そのため、まずは前半部分のPART1・2で、「景気とは何か」「GDPとは何か」「国債とは何か」「円高の正体」「ユーロ危機の本質」などの経済の基礎を解説。続けて、PART3・4で「復興プラン」「TPP」について具体的に論じています。
目次
1 日本経済の「嘘」を暴く(景気がよくても、不幸な人はいる;税金問題を理解するポイントは「GDP」 ほか)
2 「経済」の本当の読み方(実質金利が高い国、日本;日本のお金持ちが資産を外国に移しても国債は暴落しない ほか)
3 復興プランのここがおかしい!(「復興」とは建設投資の拡大である;増税せずに復興財源は作れる ほか)
4 TPP参加で日本は繁栄するのか(「自由貿易」で日本は得をしない;「サービスの輸入」で倒産した日本企業 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
高光浩二
2
古いが、分かり易い。2014/07/06
jean_crawl
1
電子書籍にて。この人の他の著作の題名から、ナショナリズムバリバリかと思ったが、そうでもなかった。彼の主張はデフレ下では円立ての国債を発行して通貨の流通量を増やせってことだが、まぁそれも一理あるかという気もする。2012/10/31
Riopapa
1
マスコミ報道だけでは分からないことがわかりやすく解説されている。日本は大丈夫そうだけど、今の政権はそれをダメにしようとしているのだろうか。2012/08/15
yamamiki
1
日本の経済力は何も悲観することはない。これから明るい未来がまっている。その根拠を数字で表しグラフ化したところがいいですね。 三橋さんの著作は読んでいて元気になります。2012/06/16
バグラチオン作戦
1
日本国債がデフォルトすると思う人は、すぐに円での資産形成をやめよう。2012/06/03