角川ホラー文庫<br> 怪談歳時記 12か月の悪夢

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角川ホラー文庫
怪談歳時記 12か月の悪夢

  • 著者名:福澤徹三
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784041000380

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内容説明

初詣の夜に妻を見失った男。帰ってきた妻は、以前とはなにかがちがっていた。老人の語りが戦慄を呼ぶ「鬼がくる家」。女子大生の〈あたし〉は真夏の山中で、われにかえった。見知らぬ車に見おぼえのない服。失われた記憶を求めて恐るべき真相にたどり着く「迷える羊」。平凡なOLが引っ越したマンションには、得体のしれない誰かが住んでいた。女の情念と狂気を描く「九月の視線」。四季を舞台に織りなす12篇の恐怖。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yu。

30
心の移ろいにスポットを当て最後はイヤ〜な気持ちにさせる恐怖物語という意味では面白いんだけど、怪談=幽霊話でなければならないという個人的な思いが強いだけにどうしても素直には…。まあそんななかでも祖父が語る恐怖体験「鬼がくる家」は色濃い怪談テイストが愉しめ満足。2015/11/26

備忘録

18
ひと月毎の怪談短編集 基本その月のイベント事に絡める話題が多いが、そんなにその月である必要ないような話も 全て怖いというわけでもなく 良い話風に纏めて終わる話だったり色々な作品があった 4月の話が個人的には1番強烈だった2025/05/05

ROOM 237

15
Kindle Unlimited無料にて読了。創作怪談12篇入り。福ちゃん本にしては怖くない…うーん…物足りない。怪異とイヤミスのハイブリッドなのか、どっちつかずでブレているせいかのめり込めず。恐怖というより人間に対して嫌悪感を持たせるような描き方、中途半端に色っぽいシーンも多く安っぽい。人の暗闇に肉付けするために敢えて三文小説風にしたかったのかなァ…昔はオレも凄かった語りする面倒くさいおじさんみたい。辛口でごめんなさい🙇‍♀️2022/07/11

HANA

12
「迷える羊」以外は人間関係の隙間から恐怖が顔を覗かせるというものがほとんど。こういうのは恐怖感より人間関係の陰鬱さをより強く感じてしまうのでちょっと趣味に合わない。枚数のせいか何が起きているのかという予感以前に終わってしまっている作品がもったいない。もう少し詳しく書けるとよくなった作品が多いのではないかと思った。2011/12/13

ぺんぎん

11
幽霊も元々は人間であることを考えたら、本当に恐ろしいのは人間の悪意や嫉妬心や欲なのだ。怪談を読む度に毎回思うことだが、この本は特に人の心の恐ろしさがよく描かれていて面白かった。2024/08/31

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