ハーレクイン<br> 白い冬の旋律 愛をたどる系譜 I

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ハーレクイン
白い冬の旋律 愛をたどる系譜 I

  • ISBN:9784596222060

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内容説明

街にクリスマスキャロルが流れる季節になると、ピッパは浮き足立つ人々を避けるように仕事にのめり込む。数年前のクリスマスの、つらい失恋をまだ忘れられないからだ。そんなある日、ピッパはロスコーという実業家と出会う。彼女の美しさに惹かれたと臆面もなく言うロスコーは、“窮地にいる弟を誘惑してほしい”と奇妙な依頼をする。わたしに惹かれていると言いながら、弟を誘惑しろですって?失礼な申し出に憤慨するべきだと思いながら、ピッパは断れなかった。尊大でどこか陰のあるロスコーに、彼女も興味を引かれていた。愛に心を閉ざしている自分と、どこか似ている気がして……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

19
篠崎佳久子さんのコミックを読んでから小説へ。ほぼ原作通りですね。きれいな絵なのでイメージが膨らんで読みやすかった。ヒーローが弟の弁護士としてヒロインを選んだ理由が美しく魅力的な女性だったから、というのはかなり失礼。いくら弟を懐柔する為と言っても。同僚は彼女は頭脳明晰な敏腕弁護士だと断言している。誰もが振り向く美貌も仕事には邪魔だし、婚約者はクリスマス時期に突然去って行った。初め冷酷非情に見えたヒーローは亡父が投げ出した事業を必死に立て直し、継母を思いやる優しさを持つ、包容力あふれる男性でした。2022/10/07

me

1
コミックの絵が綺麗だったので手を出した本。背負うものが大きすぎて孤独だったヒーロー。過去の恋愛で深い傷を負い、愛し愛されることで傷つくことを恐れるヒロイン。ヒーローは支配的で冷酷に見える部分があっても実はちゃんと裏でフォローして紳士的で素敵だった。HQの傲慢ヒーローは「物には全て値段がある。君はいくらだ」というのが多い中、このヒーローは「大切なものに値段はつけられない」「無償で人に与えられるものこそ、この世で真に尊い」とヒロインに告げる。このセリフが良かった。2018/03/15

0
★★★☆☆2012/08/02

Mari

0
★★☆2012/04/01

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