その「正義」があぶない。

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その「正義」があぶない。

  • 著者名:小田嶋隆【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 日経BP(2013/06発売)
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  • ISBN:9784822248826

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内容説明

原発事故、なでしこ、放射能、風評、暴力団、ジョブズ、嫌韓、八百長、紳助、ぽぽぽぽーん……
何が正しいのか、わからない世の中だから、この一冊!毎週金曜日に公開されるや否やネットで大議論を巻き起こすコラム「ア・ピース・オブ・警句」。それはまさに数十万人が参加する「オダジマ白熱教室」。原発に、保安院に、なでしこに、石原都知事に、誰もが一言いわなければ気が済まない。眉間にシワを寄せ、鼻の穴をふくらませながら語られる「正義」に水をかけ、時にスベり、時に火だるまになりながらも、前のめりで切り込んでいくコラムニスト、小田嶋隆の真骨頂ここにあり!

目次

1章 原発と正義
2章 サッカーと正義
3章 メディアと正義
4章 相撲と正義
5章 日本人と正義
6章 政治と正義
終章 グレートジョブズによせて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

31
正義を貫く難しさは、社会、個々人の主観も影響。結果論として語らざるを得ない場合もある。溢れる情報の精査、開示。メディアの”一貫性”のなさには同感。利害関係や、関係者からの圧力などもあるのかとは推察するが、報道の客観性を念頭に凛として欲しいなぁ。スポーツの"音”では、サッカーより野球が気になる。長嶋監督時代に観た声援・鳴り物なし試合が印象的。(この場合、何が正義かはわかりませんが)”球音”そのものが爽やかだったなぁ~。2015/05/01

James Hayashi

25
日経ビジネスオンラインでのコラムらしいが、あまり捉えどころがあるものでなく、話題も相撲、サッカー、原発、スティーブ・ジョブズと幅広い。題名の正義に惹かれて手にとったが、これも殆ど中身と関係ない。11年前後は様々な出来事が重なり、話題に事欠かなかった。それを集約したもの。何を言いたいのかハッキリしない。2019/05/12

とよぽん

17
図書館で。書名が気になって読んでみたが、とても面白い。自称「ひきこもり系コラムニスト」小田嶋 隆さんの、軽妙さの中に芯が通った書きぶりが痛快で、魅力的だ。2011年11月に初版が出てから、もう6年になろうとしている。あの頃は、民主党政権末期だったなぁ。2017/08/11

岩井 靖

4
20年くらい前にこの著者の「仏の顔もサンドバッグ」という本を読んで、鋭い指摘でとても感銘を受けた記憶があるので読んでみました。然し今はそれほどでもありませんでした。 でも、後半の「スティーブン」・ジョブズの章はおもしろかったです。2012/02/21

ゆーすけ

3
武田砂鉄との対談の中で、「イトイ村の周辺から提案された書名で後悔している」と糸井さんをクサしていたため、気になって読んでみたものの、元がコラムのせいか序盤から語り口が冗長で中身が薄かったため斜め読み。そんな中でも「すべらない話」を引用した「芸人らの粗暴な内輪話を面白いと判断しているテレビ業界」についての言及は面白かった。テレビを観なくなった理由として、「テレビ業界との価値観の違い」「芸人たちの向いている方向の違い」だと気付かされた。芸人のラジオは毎週聴いているけど、ラジオではリスナーに向いてくれている。2023/04/15

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