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内容説明
欧州大崩落で第二次世界恐慌の幕が開く 先進国の富が消失する危機が迫っている!
欧州発世界財政危機が、先進国の富を奪いつくす。欧州大崩落で2012年は株、債券、企業業績……あらゆるものが総崩れとなる。日本も「ギリシャ化」の危機から逃れられないのか?
目前に迫る1ドル50円の時代の日本経済は、製品輸出によって黒字を稼ぐことはもはやできない。しかし「成熟債権大国」として資本輸出により新たな富を築く道をたどることができれば、日本は世界でもっとも希望がある国になる可能性を持つことになる。
崩落寸前の日本経済を「ゆとりある立ち居振る舞いで、グローバルジャングルの居心地のよさの守り手を務める」姿へと変貌させる道筋を描きだす。
目次
第1章 資本主義経済の大清算が始まった
第2章 欧州発国家破綻の連鎖が地球を覆う
第3章 ルールなきジャングル化に向かう地球経済
第4章 崩落寸前の日本経済に残された活路
第5章 1ドル50円時代は目前に迫っている
第6章 日本が成熟経済のお手本になる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Honesty
1
グローバル経済と一国を前提とする資本主義経済は基本的に相いれない‐それが世界同時不況の解決を難しくしていると説明している本。アメリカの対リーマンショック政策としての財政政策(減税)と、大規模な金融緩和によって生じた金余り状態は、グローバル経済だからこそ、直接雇用回復などに結びつかず、金利の高い新興国債などの投機目的で資金が流れ、新興国でインフレをもたらす。これが一国の話ならケインジアン政策は有効なのだろうが今は・・・。浜氏の主張の1ドル=50円の数値的根拠がどうしてもわからない。なぜなのだろう。2012/01/08
たけぽん
0
そろそろ資本主義に変わる新たな思想が出てきても良いと思う。2013/04/30
yoshinori
0
言ってることはわかる。$1=¥50時代到来の背景も書かれている。ただ数値的な根拠が乏しい。2011/12/19