「人と上手につき合える子ども」に育てる36の処方箋

著者名：榎本博明

主婦の友社（書籍）（2013/11発売）

• ISBN：9784072806142

内容説明

頭のいい子に育てるためのノウハウについての情報は世にあふれています。しかし、人とかかわる力が育っていないために、せっかくの能力や知識を活かせない若者がいかに多いことか。引きこもりやニートはその典型ですが、そこまでではなくても、コミュニケーション不足ゆえに就活を突破できない若者も急増しています。そんな青年にしないため、子どものころから、コミニケーション力（つまり人間力）をつけないといけません。ここでは、そのための処方箋をわかりやすく説く。

目次

序章　子育て中のお母さん、こんなことが不安になる
第１部　コミュニケ―ジョン力が奪われる子どもたち
第２部　かかわりの世界で現実感覚の発達を促す

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[トムの食堂]

この本、子育て中のお母さんたちを 追い詰めちゃうかもしれない。 若い人たちにコミュニュケーション能力が不足しているから お母さんたちは、もっと友達づきあいをしましょう、みたいなこと 書いてますが、 著者は今の園ママたちの状況を知らなさすぎです。 多くのママたちは、子供のために、一生懸命ママ友づきあいをして でも、そこでどれだけ疲弊しているか。 最近の親は子供の友達関係より、勉強のことばかり重要視すると ありますが、むしろ、友達関係にとても悩んでいる方が多いんですよ。

2012/03/10

[hrurururu]

少し的外れというか、あまり最近の若者とか子育ての実態を知らない方が書いたのかなという印象。「最近の若者は内向き志向で海外旅行離れが進んでいる」との主張があったけれど、20年前に比べて20代の人口が3割も減ってるのに単純に人数で比較しちゃダメでしょう。他にも色々、前提条件に突っ込みどころ満載だったので、内容が頭に入ってきませんでした。

2017/06/02

[mitya]

子供にコミュニケーション能力を身につけてもらいたい。母親の誰もが思っているだろう。自分は友達作りは苦手なほうなので、耳が痛い話が多かった。まずは自分からと分かってはいるが、ママ友づきあいはやはり難しい。読み聞かせや自然体験、親子でのふれあい、テレビをあまり見せない、などできることをやっていこう。

2012/10/21

[まりにゃ]

　今の若者がこんなことも経験ないのかと、本当にびっくりしました。 確かに、海での遊びなどは地域によっては難しいとは思いますが。

2012/08/29

[summer]

あまり参考にならなかったな。外の本と同じことばかり言っていて。でも子育てはつくづく自分育てだなと改めて思いました。感情的にならない子育てしたい。。

2020/06/08