内容説明
凶悪犯罪殲滅のために選ばれたバイクの7人!
続発する凶悪犯罪を殲滅するため警視庁が「最凶の切り札」として極秘に推し進めたプロジェクト、それは悪人の処刑を許された超法規的警察組織、ワイルド7。招集されたのは、いずれも凶悪な前科を持つ7名。ある死刑囚も飛葉大陸という新しい名前を与えられ、セカイ、オヤブン、パイロウ、ソックス、ヘボピー、B・B・Qの6人を従え、元警視庁参事官の草波勝の指令を受け任務を遂行する。黒の革ジャンに赤いマフラー姿で巨大トレーラーのコンテナから7台の大型バイク発進、凶悪犯を追跡、処刑するが、任務完了と同時に撤収、その存在は謎につつまれていた。東都新聞社の記者・藤堂正志は彼らの存在をいち早く察知、後輩の岩下こずえと取材を重ねるが、記事はボツの連続で、国家ぐるみで隠蔽されていると睨む。正体不明のライダーに二度、ワイルド7の標的を狙撃され、飛葉たちが気をとられるなか、東京上空に殺人ウイルスと爆発物を搭載した飛行船が出現。犯人側の要求は2億ドル。バイオテロ実行までのカウントダウンがはじまる。バイクシーンが圧倒的な豪華キャストのアクション巨編を映画ノベライズ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寒っ!!
9
映画を観たのに,これを読んでも内容を思い出せなかった。よくよく考えると途中で寝ていたんじゃなかろうか。とりあえずDVDを借りないと。2019/04/06
α0350α
6
八百とか何故名前が変わっているんですかね。ストーリーはちょっと物足りない感じもしましたが、とにかく懐かしくて原作の漫画をもう一度読みたくなりました。2016/09/21
辺野錠
1
世界はグラサン着用だしヘボピーは元ヒッピーだしで映画版ワイルド7よりはるかにワイルド7しちゃってないコレ!? メンバーの掛け合いも原作漫画っぽい。ルー語を喋るヘボピーと情報屋のあの人の息子の老人がいい味出してると思う。銃も多分原作を踏襲してるんだよね? 八百の使ってた南部十四年式拳銃が出てきたし。しかし映画初見時は気付かなくて他の人のレビューで気付いたけど冷静に考えるとやっぱりラストの敵との決着はモヤモヤ。そこはやっぱり「俺がこの手でやってやる」だよなあ……。2012/10/06
ふくべい
1
普通に読んだらたわいもないB級小説ですが、ワイルド7というだけですべてを受け入れしまいました。少年キングで連載していた原作をこよなく愛した私のような世代にはとても懐かしいものです。バイク騎士団事件とコンクリートゲリラがバックボーンにあるシナリオだと思います。当時のキャラの中で両国はバイロウ、チャーシューがBBQ、八百がソックスという別キャラになっているのは時代の変遷のためでしょうか。それでもオールドファンには少し残念でした。映画も楽しみです。2011/12/28
cocoa56
0
世代じゃないので原作漫画を読んだことないのですが、映画版は何年か前に見ました。その映画のノベライズということですが、読み物としては浅いかな。2017/12/27