内容説明
願って生まれ、願って生き、苦難を背負った人々とともにあることを願い、よりよく生きられる世の中を願う。どんな困難をも糧として生きる人々の姿を、しなやかで柔らかな文章で綴る珠玉のエッセー集。
目次
人生のスタートラインに立つ
生かされている命
時のなかに願いをこめて
ナントナク明日ガタノシミ
泣きながら生きて
一本の芋のつる
父の、ふるさとへの道
“伝えたい”という思い
虹色の空に蓮の花
民草の願い〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ことぶき
1
一万円選書の本。辛いことにあったときに自分を受け入れ、行動していくか。河野さんのエピソードで高いところに心を置くという言葉があったが、相手を恨んで相手を変えようとするのではなく、受け入れ許すことで自分を変えていく、それが幸せに繋がっていくのだと思った。2019/07/06
