内容説明
アイスランドの火山灰から福島第一原発の放射能まで。地球がいかに小さな天体であるか、改めて知らされたこの一年。春夏はデンマークのコペンハーゲン、秋冬はアメリカ西海岸サンタバーバラに暮らし、帰国したのは「震災後」の日本だった――。見ること、考えること、人とともに生きることを積み重ねた、サバティカルの全記録。
目次
コペンハーゲン日記―2010年3月30日?9月17日
サンタバーバラ日記―2010年9月17日?2011年3月30日
帰国日記―2011年3月31日?5月31日
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころこ
32
サバティカルでコペンハーゲン(デンマーク)、サンタバーバラ(アメリカ)に半年づつ滞在した時の日記です。62歳、最後の外国での長期滞在の後に、3.11が発生して帰国します。著者は3.11を肌で感じていない。しかし、ちょうど一年前に、コペンハーゲンでアイスランドの火山を経験することが予兆となっています。決定的な欠如を屈折した形で持ち、かえって震災の意味を伏在して考える。著者は、ずっと、こういった宙吊りの内にあります。なぜか、外国にて、日本語に翻訳されたイシグロやブルガーコフの小説の感想が興味深く読めました。2019/12/14
v&b
1
「帰国日記」と「あとがき」を読む。前者は2001年の四月、五月。ビン・ラディン殺害がこの時期にある。日記侮るなかれ。残りは雑誌掲載字の文章を読んでいるが、そのうちまた。2019/08/29
takao
0
日々考えたことを日記形式で2017/10/15
Tim Tam
0
コペンハーゲンに行こうっと(*^^)ところどころに散りばめられた筆者の意見に考えさせられる。2012/10/12
青縁眼鏡
0
至福のときを過ごせました。とくにコペンハーゲン、ロンドンは行ってみたいです。2012/03/02
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