マネジャーのジレンマ

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マネジャーのジレンマ

  • 著者名:上村敏彦
  • 価格 ¥1,031(本体¥938)
  • すばる舎(2013/11発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784799100516

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内容説明

マネジャーの優秀さは「ジレンマの許容度」に比例する――。権力構造の中で、板挟みになるマネジャー。それでも成果を上げるマネジャーは、組織の「力学」を生かし、多大なる影響力を発揮しています。成果を上げるマネジャーは、どのように判断し、影響力を発揮しているのでしょうか?
本書では、「あえて『即断即決』せずに判断を保留する」「『正しさ』よりも『機能する』かどうかを考える」「数年先を見越して、経営資源の充実を最優先する」など、部下を巻き込み、上位層を調略する方法を分かりやすく解説。マネジャーが成果を生み出す道しるべとなる考え方、部下指導のヒントが満載の一冊です。

目次

プロローグ
1章 マネジャーが抱える「ジレンマ」とは
2章 成果を生み出す判断の〈モノサシ〉
3章 上位層を調略する
4章 高みに登らせ、成果へ導く方策
エピローグ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中島直人

13
印象に残った点だけ。・人を育てる、プロセスを改善する視点を常に持つ。・プラスを最大化する時には判断を保留することも必要。・思考を促す5つの質問、どうしたいの?、意図は?、そうしたらどうなると思う?、他にもっといい方法はない?、(第三者に)どう思う?・マネージャーが問いかけるのは、「気づきを促す」、「信頼感を伝える」ため。2018/02/26

しのはら(か)

2
感覚に依存しがちな点をうまく文書化。「管理情報」と「現実情報」の乖離を見る。結果を確認されないならやりすごす。マネジャーの優秀さはジレンマの許容度に比例する。正しさより、より機能するか。組織で成果を生むのは影響力(=人を動かし、やる気にさせ、成果まで導く力)。最終決済者に誰が話をするのか。上司の出番をつくる、実績を宣伝する。自分以外の第三者(懐刀)による口コミ。バッファを持つ。バッファはバッファとして管理する。指摘は一度呑み込む。不意打ちをしない。ロードマップには裏の目的と各プロセスの終了基準を。★★★★2012/02/20

たいそ

2
「マネジャーの優秀さはジレンマの許容度に比例する」→「いかに(シロクロつけない)グレーでいることを許容できるか」。「物事を進めるために必要なのは影響力」。マネジャーが部下に対して発揮すべき影響力は何か。といったことが参考になった。「人は叱られたり、指導されるから変わるのではない。言われたことが腑に落ちて納得するからこそ考え方が変わり、行動が変わる。」2011/12/03

Satoshi Murai

1
マネージャになる前に読みたい。2012/01/30

Kazkun

1
久々にまともな本を読了。確かに経営陣の現場無視の圧力に晒され、現場との板ばさみになるのがマネージャという気もするが、いまどきの多くのマネージャが無力なのかイエスマンなのか、リーダにも似たようなジレンマが発生してる気がしなくもない。「現場」と「組織」で判断軸が違うというのは頷きながら読んでたが、「できるマネージャほど、どっちつかず」なんてのは、なるほどなぁと思わされてしまって、最初に予想していたよりも引き込まれた本だった。来年になっちゃうだろうけど、再読しときたい一冊。2011/11/20

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