内容説明
「世界遺産姫路城の悲劇」「オルセー美術館を電車が通っていた?」「東京駅のレンガ造の謎」など、世界中の建築にまつわるウンチクを紹介。各国を歩いてきた建築のプロの面々による、惜しみないオタクネタ披露本。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
目次
第1章 衝撃の事件簿(クフ王のピラミッドは本当にクフ王のピラミッドである 東大寺南大門には鎌倉時代の忘れ物があった ほか)
第2章 必見!の有効利用(鹿鳴館の門は純和風だった 平等院の柱を自宅に使った茶人が二人もいる ほか)
第3章 はじめて物語(水洗トイレは四〇〇〇年前からあった クローゼットはもともと用を足す場所だった ほか)
第4章 数字に隠された真実(西暦の下二桁が五二の年に日本の有名建築はつくられる 戊辰戦争で有名な五稜郭は日本に二つ ほか)
第5章 仰天エピソード(千利休がつくった茶室はたった一つ 黄金の茶室はプレハブだった ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
60
世界中にある有名な建造物についての裏話の多くを披露し紹介してくれる本です。文化遺産等の建物に関するマニアックな『オタク』な情報が92個散りばめられている。知らなくて恥をかく様な話題ではなく、逆に知っていて得をする様な話題でもない。知っていても知らなくても、どっちでもいい様な稀少な情報が、多く書かれている。つまり、そういう本は世間で言う処の蘊蓄本であり、雑学本であるといえ、これはその代名詞の様な存在ではなかろうか。さらっと書いてあるので、この話題に特別に興味を示された諸氏は、より深く研究すれば良いだろう。 2013/05/29
shigoro
4
92個のネタのタイトルには引かれて読むんだけど、内容はいまいち面白く感じられないんだよな…。写真が無いから想像しにくいのが1つ目。2つ目は紹介する順番が適当過ぎる感じで、1つ1つの内容に入っていけない。3つ目はもうちょっと文章自体を工夫を凝らして、興味を抱かせても良かったのかも。ただ一発ネタとしてタイトルだけ話して、詳しく内容に触れなくても、「へぇ~」とだけは言ってもらえそうだわ。 2012/02/05
BIN
2
建築物など建築に関わる92のうんちく集。何個か面白い記事がありましたが、あまり記憶に残らないくらいに全体的には面白みが感じられなかった。2020/07/16
Yoshiaki Yamamoto
2
金沢21世紀美術館で購入しました。2012/11/20
Shibata Yoshio
1
東京駅の赤レンガ駅舎はレンガ造ではないとか、法隆寺五重の塔は平屋とか、クローゼットは用を足す場所だったとか、そんなお話。2018/04/21
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