内容説明
結婚するつもりの恋人にふられ、会社では大失敗。人生のピンチに陥った32歳の未紀が突然ひらめいてしまったのは、自分のカフェを開くこと。難題を片づけてなんとかオープンしてみても、経営ってやっぱり難しい……。憧れの夢を叶えるまでは、失敗したって大丈夫、いつかはきっと──。実用情報も満載の読んで役に立つ物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風眠
126
へんにハッピーエンドにならず、現実は甘くない、というストーリーだったので、そこが良かった。主人公がぬるくて、つっこみどころ満載だったところも、逆にリアルな感じで良かったと思う。 お話としては、劇的な何かがあってもよかったのかな・・・?という気もしますが・・・。2011/12/06
おくちゃん👶柳緑花紅
110
いつの日にかブックカフェを♪と心ひそかに思っていたので、興味深く読みました。簡単にオープン出来るものは簡単にダメになるんだよね。基礎をしっかり固めて流されない事、資金力、大事だよね~♪夢は寝ているときに見るものかなぁ。今作で私は主人公の未紀と一緒にワクワクしてしょんぼりしてそしてまた希望を見出だして歩み始めた。失敗したからってそれが何?経験値が増えて、語り草もできて、人生が豊かになる。それのどこが悪いの?その言葉にテンションあげた私です。危ない‼危ない‼(笑)楽しい読書時間でした。2016/02/04
おいしゃん
96
脱サラし、カフェを開き、悪戦苦闘するアラサー女子のお仕事小説。いつかは自分の店を持てたらなぁ…と思う人は多いのではないか。自分もまさにそうで、オススメされて読んだのだが、私もそんな人にぜひオススメしたい。カフェを維持するには、平坦な道ではない、というか平坦な部分などないのだろうが、それでも勇気付けられる一冊だ。2016/02/17
いつでも母さん
77
甘いわ!甘いよ!と、ちょいとイライラしながら一気に読了。読後感は、ん~ん、そう持ってきましたかぁ。ってオチだったが、良しとしましょうか。ラスト付近のフジコ社長のお言葉がすべてでしたね。「失敗したからって、それが何?経験値がふえて、語りぐさもできて、人生が豊かになる。それのどこが悪いの」ン十年前の自分に聞かせてやりたいお言葉でした~(笑)2015/03/08
ねむねむあくび♪
67
サクサク読めて面白かった。お客さんでいるのが好きな私はカフェを開きたい気持ちは、あまり分からない。でも、世の中にはカフェオーナー希望の方がたくさんいるのね~。開店資金や物件捜し等、開店への流れやその後がわかって勉強にもなるね♪(* ^ー゜)ノカフェを開きたい人には、お店のオープン前に、ぜひ一度読んで欲しいと進めたいですね♪2013/07/11