集英社文庫<br> 駆け込み団地の黄昏

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集英社文庫
駆け込み団地の黄昏

  • 著者名:赤川次郎【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 集英社(2016/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087467499

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内容説明

東京近郊にひっそりと存在する、通称「駆け込み団地」。そこはDVやいじめなどで社会から疎外された人々が救いを求める場所。ある夜、現職大臣夫人の僚子がそこに逃げ込んだことから、静かだった団地の状況は一変。妻が逃げたという事実をひた隠しにしようとする大臣と、このスキャンダルを利用しようとする人々の思惑がからみ合い、思わぬ悲劇が引き起こされ――。社会派サスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coco夏ko10角

20
社会から疎外された人が救いを求める場所・駆け込み団地、そこに大臣夫人が逃げ込んできて…。そのことによる大臣や世間の反応、団地の人たちの人間関係、いくつかの事件。最後10Pが怒涛の展開。この終わりはちょっとなぁ…。2019/04/20

むーす

3
内容がドロドロしててスラスラ読めるし面白かった。長編なので集中して読めるのが良かった。2022/09/04

紫陽花

3
総理大臣夫人が元恋人の団地に駆け込み、そこで様々な人間模様が繰り広げられる話。面白かったです。2016/10/21

水戸

3
登場人物のほとんどが、ちょっとしたことで抱えていたものを噴出させて「壊れ」るか、命を失うかしていく姿に、人間の当たり前の「もろさ」をいろんな方向から見せられた気になりました。でも、最後まで弱くても自分として立っていられる人、自分を失いきれない人がいて、やるせない希望のようなものが、ほんのりとしたギリギリの救いとして残っていたように思います。2016/05/01

まままま

2
ただの団地ではない。2023/02/10

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