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内容説明
・部下に成果を出してほしい。
・後輩が前向きに仕事に取り組んでくれたら…。
・子どもにもっと勉強してほしい。
・自分は、もっと評価されてもいいはずなのに。
・自分自身、もっと成長できると思っていたけど……。
……あなたの期待、かなっていますか?
誰もが日々、他者や自分に多くの期待をかけています。
無意識のうちに抱いているこの「期待」、実はものすごい威力があるのです。
正しい期待をかければ、人も自分も必ず成長します。
間違った期待をかければ、人も自分もつぶれます。
人を伸ばす期待、つぶす期待とは?
大学選手権2連覇に導いた、元早稲田大学ラグビー部監督にしてTBS「情熱大陸」やNHKなどメディアから取材が殺到する智将・中竹竜二氏が豊富な実例、わかりやすい図解をまじえて徹底解説。最高の成果を引き出す、「V(ヴィジョン)・S(ストーリー)・S(シナリオ)マネジメント」、意外な潜在能力を花開かせる、「スキルよりスタイル理論」、
逆境もプレッシャーもはねのける「期待のコントロール法」、未知なる可能性を見いだす、「期待の哲学」を初公開!
「期待のかけ方」次第で、部下も子どもも、そして自分も必ず伸びる!
目次
第1章 なぜ、あなたの期待はかなわないのか
第2章 正しい期待が、人を成長・成功に導く
第3章 他者への期待を使いこなし、最高の成果を引き出す
第4章 自分への期待をコントロールし、ゴールを達成する
第5章 「実践」期待のマネジメント
第6章 成長し続けるための期待の哲学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sakie
6
VSSマネジメントの手法は私にはしっくりこない。ゴールを明確に設定することを好まないからだろう。方向性を誰か他人と、できれば本人とすり合わせることは必要だ。曖昧な期待は信頼関係を壊しモチベーションを下げる。正しい期待は自身の無力を認識することから。他者からの無駄な期待を排除するには、受け流すべし。2015/04/16
yuji
2
著者は早稲田ラグビー部の監督で、前任者の指導にとらわれず、自身の指導方針を貫き全国大学選手権2連覇を達成している。成功と成長を区別し、優勝というゴール向けて、部員にかける期待の言葉を選びながら、個人それぞれにVSS(ビジョン、ストーリー、シナリオ)を展開している。さすが早稲田ラグビー部。5軍まであるので、優勝のために戦力となる部員へかける期待と一流でない選手への成長を促す期待のかけ方ができるのは、層が厚いからゆえ。層が薄い場合、二兎を追うものは一兎も得ずとなりがちなので、難しい。2023/05/21
デューク
2
なぜ「期待外れ」に終わるのか、それは正しい期待のかけ方をしていないからではないだろうか? 早稲田大学ラグビー部監督として、様々な選手に期待をかけ、育ててきた筆者による「正しい期待のかけ方」論。期待をV(ビジョン)S(ストーリー)S(シナリオ)で考える。相手のスキルではなく、スタイルを重視する。相手と目標をすり合わせる。などなど、人に対しても、自分に対しても使える期待をかけるコツがいっぱい。今日から試してみたくなること請け合いである。おすすめ2016/03/25
わらん
1
よい上司になりたいな2023/10/05
tamo3
1
相手のスタイルを理解し、それに合ったVSSを描く。 スタイルを貫かせる場合、想定される失敗への対処まで決めておいてサポートを行う。自身の押し付けを、相手への期待だと誤認しない。期待とは期して待つことである。 これから部下を持ち始めるにあたって、考え方の根底が参考になりました。まずは相手のスタイルを知ることから。2020/04/06