清涼院流水の小説作法

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清涼院流水の小説作法

  • 著者名:清涼院流水
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • PHP研究所(2014/03発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569799605
  • NDC分類:901.3

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内容説明

カリスマ作家清涼院流水が、15年間の執筆生活で学んだノウハウを完全公開。『コズミック』の鮮烈なデビューから、ミステリー界に風穴を開ける数々の名作・問題作を発表し続けた著者が「小説から学んだことのすべて」を語り尽くす。<本書のおもな内容>小説家になる動機と方法 「書く」という覚悟 小説のテーマの見つけ方 小説のジャンルの問題 ジャンル越境の難しさ 小説のアイディアについて 小説の人物造形について 小説の書き方と文章について いくつかの自作について スランプについて タイトルやペンネームについて 職業作家になるということ 読者について 小説の未来と今後のこと著者デビュー15周年記念作品。

目次

小説の才能<br/>小説家になる動機と方法<br/>「書く」という覚悟<br/>小説のテーマの見つけ方<br/>小説のジャンルの問題<br/>ジャンル越境の難しさ<br/>小説のアイディアについて<br/>小説の人物造形について<br/>小説の書き方と文章について<br/>いくつかの自作について<br/>スランプについて<br/>タイトルやペンネームについて<br/>職業作家になるということ<br/>読者について<br/>小説の未来と今後のこと<br/>おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

13
「はじめに」で、自身について<どのような意味においても一流の小説家ではありません。それどころか、「小説家」としては、おそらく日本の文学史上、もっとも王道から 外れた道を歩く存在であると言ってもいいでしょう>と書く著者が、小説についての考えや書き方について書いています。『コズミック』、『ジョーカー』、『カーニバル』と 常人では容易に思いつかない、思いついても作品として完成させるのはほぼ出来ないものを書いてきた著者が、どういう風に書くのか興味深かったのですが、意外や意外 内容はいたって普通(続く2020/10/09

梨姫

11
小説作法と名づけているが、実際は作家の愚痴や、自分ってこんなに凄いことしているんだよ自慢が殆どで、あまり参考にならなかった。どの小説家ハウツー本でも載っているようなことは書いてある。昔、清涼院流水のシリーズを読んでいたが、確かに目新しい破天荒な設定だった。村上春樹の1Q84と著作が被って話題が掻き消えてしまったとあるが、そんなこと別に言わなくても良いのに。ただ、英語をマスターする努力は素晴らしい努力であり賞賛したく、著者のビジネス本はぜひ読みたい。2011/12/15

AoiHinata

9
ひさしぶりに、清涼院流水さんの本を読みましたー。ほぇーって思ったのは、「理想の文章を定める(美しい/読みやすい/勢い)」と「長編は場面に分割すれば書きやすい」ってとこ。あと、「作家さん自身が、ほかの言語で文章を書く」っていうのは、おんなじこと考えてたかもって思ったり。海外にも目を向ければ、70億人もいるんだもん。2012/05/15

よっぷぃ@アイコン詐欺

7
簡単にまとめると、「常識破りの作品を書いて先輩やら読者から叩かれまくってきたけど、逆境に負けず色んなこと成し遂げたオレスゲー」って感じ。小説家ならもう少し慎ましやかに語って欲しいところだけど、大説家だからこれくらいでいいのかも。自分のミッション持ってたり、視座を明らかにしてたり、ビジネス書みたいな展開だな……なんて思ってたら、この人ビジネス書もやってるんですね。内容的にまったく小説作法になってないところがまた流水らしい……なんて思うけど、まだ氏の作品を読んでなかったり。コズミックとジョーカー読んでみます。2012/06/05

なつのおすすめあにめ

7
流水を少なからず知る人からすれば、タイトルに先ずツッコミをいれている筈です。「おいおい、小説?違うやろ!大説だろーが!」、とね。しかしその違和感(謎)も読んでいくウチに解消されます。うん、ミステリ的だなぁ~。思えば僕の今年の初読了小説が「カーニバル 一輪の花」だったなぁ。激動の2011年……、今年のベスト本として十二分な作品なのではないでしょうか。僕も今年、四百字詰原稿用紙300枚を六日で書き上げて新人賞に送ったりもしました。出来れば執筆前に読み終わりたかったなぁ。バイブルですよ。コレは必読(必然、精読)2011/12/21

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