内容説明
大学で教鞭をとるかたわら、子どもの心と身体を育てる集中スクーリング「齋藤メソッド」を実施している著者。本書では、そんな豊富な経験に裏打ちされた著者ならではの方法論をもとに、学力低下が叫ばれる今時の子どもたちの能力を引き出し、確実に学力を上げるためのポイントを、子どもを持つ世のお母さんたちに向けてわかりやすく解説していきます。
目次
1章 なぜ勉強するのか?(学力が下がったのは勉強をしないようにしたからです。 子どもの脳はレベルの高い学習を望んでいます。 ほか)
2章 勉強をサポートする(小4からの過ごし方で将来が決まります。 お母さんが勉強をサポートしてあげてください。 ほか)
3章 国語力をつける(国語力は生きる力の基礎となる力です。 熟語を使いこなせる子どもは緻密な思考ができます。 ほか)
4章 算数力をつける(算数力は生きていくのに不可欠です。 算数はきちんと積み上げなければいけない教科です。 ほか)
5章 音読で脳を鍛える(身体にしみ込んだ名文は人生の宝物です。 音読は脳そのものを鍛えます。 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaco
3
反復練習・四字熟語・ことわざ・音読。こういった勉強を日常生活の中に習慣付け、お母さんのサポートが大切。「向上心」は心の習慣。勉強も読書もなんでも習慣がとても大切なんだな。2017/12/11
霜月什緑
0
国語力のところは賛同出来なかったが、算数力の部分の説明は分かりやすく、活かせることばかりだった。2016/10/19
Aiko Tanaka
0
小学校入学前に読むといいと思います。母親として小学校の間、子どもにどうサポートしていけばいいか、とても良いヒントになった。親がかかわれるのはできても中学まで。しっかりかかわっていきたい。 ◎ストップウォッチで集中力 ◎要約力・・・好きなところ、重要なところ、登場人物の特徴 ◎日記・・・昨日との違い、その日を箇条書きにする訓練 ◎見通し力をつけさせる・・・大人になった時の目標、そのための進路、目標のために今日頑張る事、優先順位、やるべきことベスト3 ◎メモの習慣・・・注意することを3つにまとめる2013/06/15
heugemono
0
常々不思議なのが,スポーツではゴールデンエイジが声高らかに叫ばれる。しかし,学問でのゴールデンエイジは,聞いたことがない。でも,実際に子どもを間近に見ていると,学問にもゴールデンエイジが存在する。そして,学問で学べることは,人格にもつながる。 教育は,学校だけでは為しえません。家庭教育の一考にしてみては如何か。2011/11/07
Hiromi Mitoda
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小学4年からの「ゴールデンエイジ」の頃の学力が大切とのこと。読解力と計算力をつけるために繰り返し学習させよう!と思いました。2011/10/03