中公新書<br> 経済学の哲学 19世紀経済思想とラスキン

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紙書籍版価格 ¥924
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中公新書
経済学の哲学 19世紀経済思想とラスキン

  • 著者名:伊藤邦武【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 中央公論新社(2014/01発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

経済と環境保護。分裂し、対立するかのような両者が折り合う思想は可能なのか。このきわめて現代的な問題は、すでに19世紀に提起されていた。産業革命が隆盛を誇るロンドンで、哲学者ラスキンが環境と弱者を犠牲にする経済学に怒りを感じ、新しい経済学の枠組みを構想したのだ。本書は、同時代の経済学者との格闘に光を当てながら、この先駆的な思想を辿る。ありうべき価値体系とは何か。よりよい社会への道を探る。

目次

序章 忘れられた思想家-ラスキンの時代と生涯
第1章 ポリティカル・エコノミーの歴史(古代ギリシアの経済思想
アダム・スミスから
ジョン・ステュアート・ミルまで
功利主義とロマン主義)
第2章 ラスキンの経済論(『この最後の者にも』
ミル批判
リカード批判
古代ギリシア的発想の復活)
第3章 「きれいな空気と水と大地」の方へ(風景の真理と倫理
文化と気候変動
風景と時間-ラスキンとプルースト
深いエコロジーと名誉ある富)