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内容説明
海辺の町チェゼナティコで小さなホテルを切り盛りしながら地元の子どもたちにサッカーを教えていた若者が、30年後、世界的な名声を持つ監督として日本代表を率いアジアカップを天に掲げるまで――。イタリア人敏腕記者と現地在住16年の日本人ジャーナリストが、ザッケローニに関わってきた人々に徹底取材。貴重な証言から、日本代表監督の知られざる実像を多角的に解き明かす。ザッケローニ監督の独占インタビューも収録。
目次
イントロダクション 第1章 ロマーニャの常勝監督<br/>第2章 セリエBの洗礼<br/>第3章 栄光の時代<br/>第4章 空回りする歯車<br/>第5章 3人の監督が見たザッケローニ<br/>第6章 ザッケローニとの対話<br/>エピローグ ウオモ・ディ・エクイリブリオ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ceskepivo
6
人間的にすばらしい人物である。WCの結果は残念だったが、本書を読んで、彼の人間性を知ることができたのは良かった。2014/08/18
Miho Haruke
1
盟友で元トリノのスポーツディレクター、リーノ・フォスキが彼を語る言葉が素晴しい。「成功したからといって有頂天になることはないし、困難に直面したからといって落胆したり投げ出したりすることもない。常に自分の信じる道を真摯に進んで行く男だ。」自分も「失意泰然、得意冷然」を是としたいと願いながら、いつも「失意呆然、得意有頂天」になってしまっているから。彼を知る人びとへのインタビューで構成された本書を読むと、「穏やかな親日家」以外の超・負けず嫌いの知将の顔が見えて腑に落ちる。2012/07/14
19May
1
アルベルト・ザッケローニ(ザック)とともに戦った経験がある、クラブオーナー、チームスタッフ、選手など18人のインタビューで構成された人物評伝。多くの証言を、記憶違いや脱線もそのままに積み重ねた、派手さはないが中身がある、まさにザックに相応しい会心の作品である。本書の表現を借りれば、「(申し分ない)経験と実績、手腕と見識を持った監督が、日本がこれまで築いてきたサッカー文化を高く評価し日本の文化にも大きな愛着を持って代表チームを率いている」のだ。「それは幸運であると同時に幸福なこと」が確認できる。 2012/01/09
湘南☆浪漫【Rain Maker】
0
やっぱり、ウディネーゼの印象が強い。2015/05/25
黒巣 裕太
0
イタリア時代の功績に目を通した程度。心の琴線には触れなかった。2011/09/20