ガンディー魂の言葉

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ガンディー魂の言葉

  • 著者名:マハトマ・ガンディー/浅井幹雄
  • 価格 ¥1,039(本体¥945)
  • 太田出版(2011/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784778312763
  • NDC分類:126.9

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内容説明

ガンディーには、今の世の中が見えていたのか?――不屈の精神と、非暴力という知略でインドを独立に導いたマハトマ・ガンディー。実はガンディーには、困難にある人を言葉の力で鼓舞する、したたかな“言葉の人”としての顔、さらに、人間性のない科学や利益第一の暮らしに異議を唱えた、近代文明のラディカルな批判者としての顔があった。その言葉は、まるで今の日本の状況を予見していたかのごとく、力強く、奥深く、私たちの胸に迫ってくる。今こそ、半世紀以上の時を超えて語りかける導きの言葉に、耳を澄まそう。ガンディーが残した珠玉の言葉、170編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おたま

25
ガンディーの名言集ではあるが、発行されたのが2011年9月であり、東日本大震災及び原発事故が念頭にあったと思う。それは「はじめに」でも触れられている。章題にも「暴力にさらされた世界」「近代文明の悪から離れて」「道徳なき経済はいらない」等に見られるように、近代文明に対する言葉も多く入れられている。現在の目から読むと、行き詰りを迎えている近代社会に対する鋭い批判であるばかりではなく、目指すべき非暴力の社会の姿も示していて、大変先見性を感じる。励ましに満ちた言葉たちだ。噛みしめるようにして読みたい本。2021/12/14

Gummo

9
ガンジーの名言集。全170編。「自分とは異なる考え方を受け容れないのも、暴力の一つの形である。それでは真の民主的精神は、一向に育たない」「非暴力は臆病を隠すベールではない。それは、勇者の最高の美徳である。非暴力を行使するには、剣をふるう以上の勇気が必要なのだ」。マハトマ・ガンジーが、インド独立への大潮流となる非暴力の民衆運動「サティヤーグラハ」(真理を堅持すること)を開始して105年。今なお、ガンジーの残した言葉の数々は我々の胸を打つ。本書を入り口として、他のガンジー関連の書物も読み進めていきたい。2012/12/31

壱萬弐仟縁

5
170厳選されて紹介。024「グローバル経済が生み出す暴力」(1942年 文中に頁がないので恐らく31頁)。TPPへの賛否が物議を醸しているが、今よりももっと厳しくなるという意味では暴力的な家計や地域経済破壊を憂うしかない。048「搾取は認めない」(1942年)。剰余価値というならマルクス経済学となるが、拡大再生産して企業は成長するものの、労働者の賃金は公正さを欠くものになってしまう。105「村のための家内産業」(1937年)。内職、工場労働。職住一致、SOHOの意義を戦時中に提起していたことが先見の明。2013/03/01

kazu_1984

4
ふと、気になって買った本。まぁ、たまにはこういうのもいいかなぁ、と思ったし、箴言集みたいなもんだったしね。さすがガンジーだけあって、いい言葉が多い。最初に震災の話がでて来てたから、東日本大震災と勘違いしたけど、関東大震災の頃だとか。改ざんされてたのかと思ったわ(笑)浅井幹雄というお坊さん?が監修。あとがきのエピソードとか怪しいけど。ガンジーに罪はない。ガンジーに興味があれば、参考文献を読んでみるのがいいかもね。2011/09/26

Naoki Kato

2
パール判事が言うように、日本はまだまだこれからなのであろう。2016/01/14

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