思想する住宅

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思想する住宅

  • 著者名:林望【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 東洋経済新報社(2013/05発売)
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  • ISBN:9784492044384

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内容説明

日本の住宅づくりはなぜ南向き至上なのか? 和室は必要なのか? ベランダは必要なのか? 住宅に造詣の深い著者が、イギリスでの住宅体験と7度の自宅建築の経験を踏まえ、日本の住宅づくりにまつわるさまざまな常識や既成概念を疑い、覆していく。そして、持論を展開しながら「家」を通してこれからの生き方を提示する。これまで薄々感じていた疑問が一気に氷解し、共感を呼ぶ住宅論であり生き方論。住宅に関心のある人にぜひ読んでほしい実用書であり、リンボウ・ファンにとってはそのまま洒脱な人生啓蒙の書である。著者自身の撮影による実例写真と自筆イラストレーションにより、リアルでわかりやすく、適度にアカデミックで、見て楽しいエッセイ。

目次

序 南を向いた家が良い家という誤解―日本の住宅を根本から疑おう
第1章 家は天下の回り物―家づくりはコンセプトで決まる
第2章 和室はいらない―あらゆる既成概念を捨て去ろう
第3章 家は住宅展示場ではない―建築家に設計を丸投げしてはいけない
第4章 一五〇坪の土順があれば―どこにどのように住むか
第5章 もっと自然回帰せよ―これからの住宅はかくありたい
終章 家の中心は食である―人生の器としての家を考える

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KO

3
「南向きに拘る必要はない」というのは確かにそうかも。どんな家に住みたいかは、どんな人生を送りたいか、ということなんだろうな。2021/03/07

19May

3
著者の独自の価値観を全面に打ち出した「家作り」の話。とはいえ、著者の価値観を押し付けているわけでは全くない。家というものは、建てる人一人一人が自問自答を重ね、自分の価値観に合ったものを建てるべし。という至極全うな意見を展開している。著者は、世の中の主流ではない自分の価値観を強調することで、読者の常識を揺さぶり、自分の頭で考えるよう促している。家を建てようと考えている人は、目を通しても決して損はしない。 著者といい宮脇檀氏といい、「家作り」の発信者は、家事全般をこなすという共通点があるのは興味深い。2011/11/01

れどれ

2
住居としての家屋について多角的に論じている。著者当人の偏った主張が散らばってるがそここそが見どころ。イギリスの住宅事情と対比することで際立つ現代日本の家屋の難点など面白い。2023/02/14

kui

2
文章が好きです 2018/12/02

やまめパンジー

2
題名の理由が終盤になって分かってくる。住宅について、独特の解釈を展開するリンボウ先生。斜に構えた表現も先生らしく、そして理論的に「こういう設計がベスト!」と決めているところがおもしろい。このくらい真剣に住宅を考えると設計で迷うことはないだろうな。2018/05/25

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