内容説明
姉夫婦が夫婦水入らずで旅行に行くことになり、カッサンドラはそのあいだ子供たちの面倒を見るため、スコットランドのマル島に赴いた。子供たちはすぐさまカッサンドラになついてくれたが、ひとつ気になるのは、何かにつけて彼らが口にする、裏山の山小屋に住む“人食い鬼”の話だ。興味を引かれて山小屋へ様子を見に行ったカッサンドラは、目の悪い、ひどく無愛想な男に冷たくあしらわれる。どうやらその男ベネディクトこそが“人食い鬼”の正体らしい。何やら事情がありそうな彼を、カッサンドラは放っておけず……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドンニ
5
⭐︎⭐︎⭐︎ 星32016/09/21
びわ
5
面白かった♪べティヒーローには珍しく毒吐きヒーローだけど、一応反省してあやまったりするので、からっとしたかんじ。オランダに行ってからは、ヒーローがはっきり言葉にしないから、美人が出てくるたびにヒロインが色々妄想しちゃうのがねー。ヒーローからきれいだってゆう言葉を聞きたかったわあ。珍しく幸せ結婚式もあってよかった。ヤンがいいキャラだったな。2013/05/17
rokoroko
4
我儘なヒーローは珍しいベティニールズ。勝手な思い込みの設定はおなじみだけど淡々とした中に安心感あって予約して、いち早く読んでしまう。ロマンス界の水戸黄門2011/08/29
ひまわり
4
オランダ人医者とイギリス人看護婦はいつもの設定だけどひと味違った。 我が儘で気分屋のヒーローが新鮮だけど、振り回されるヒロインは大変。2011/08/28
圓(まどか)🐦
4
淡々としているけれど、読んでいて飽きない、安心しながらも続きが気になってしまう。ヒーローは癇癪持ちだけど自覚しているせいか読んでいて不快感はない。ロマンスとは関係ないところでは脇役のヤンが好き。2011/08/24